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のんびり昆虫採集8

今日はレンタカーを転がして埼玉県に行ってきました。
いつも新規ポイントはGoogleマップで良さげなところに目星をつけて行くのですが今回は、
我が荒川区から1時間かからず、そして目当ての昆虫も見つけられたので「当たり」なポイントでした。

【日にち】2024-10-01
【天 気】曇天時々ミスト雨
【気 温】27℃
【場 所】埼玉県さいたま市の自然公園



【前書き】

都民の日、とかいう学校だけお休みになる謎な日のため、長男が家にいたので、
ダラダラするよりいっか、ということで台風が近づいていることも無視してレンタカーで行ってきました。
荒川区から高速使って50分くらい、鬱蒼とするところも、池も、そして広い草地もある、昆虫採集するための公園みたいなところ。
かなり良さげなところを見つけたので、来年シーズンピーク時に再度訪れることを決めました👍

バードウォッチャーがたくさんいました
ウシガエルの幼体が絶賛上陸中でした💩



【見られた生き物】

◯アズチグモ

威嚇されました!小さくてもファイター

ハエトリグモは好きで飼育してますが、カニグモという分野があることを今日初めて知りました。
白くてとてもキレイな子でした。
徘徊性のクモのハントはいつも惚れ惚れするので、見てみたかったなぁ。


◯アオマツムシ

秋の交響楽団の団員

葉っぱの上にいるところを撮りたかったのですが、スマホを向けたら落ちてしまいました。
外来種、なのですね。入ってきたのは明治時代だとか。
ホントに明治以前はいなかったんですかね。
実はいたんじゃないですか?って疑っちゃったりします。
松風のような鳴き声、がマツムシの由来らしいですが、松風ってどんな風なのだろう🤔


◯ハイイロゲンゴロウ

23区住みの私としては激レア

Googleマップと睨めっこして、見つけた採集ポイントで、目当ての昆虫に出会えた時というのはえも言わぬ快感ですね😊
カッコ良い!3匹だけお持ち帰りしました!


◯イチモンジ?チャバネ?セセリ

3歳の次男でも捕まえることができる

イチモンジかなぁ?点が一文字に並んでるように見えなくもないし。
3歳児の次男でも素手で捕まえられる子
この時期めちゃくちゃ飛んでるけど、幼虫って見たことないんです。どこにいるのでしょう?
セセリチョウの「せせり」は「尖ったもので突き回す」という意味の「せせる」からだそうな。
せせる、って言葉を知らずにセセリチョウって呼んでたんだなぁ。


◯ナカグロクチバ(の幼虫)

見事な配色

biomeってホントに便利、って再確認できた幼虫
幼虫の姿載せるだけで誰か教えてくれる。
成虫見ましたが見たことなかったです。翅の模様がとてもオシャレで紳士感のある蛾でした。
ただ、幼虫はこんなに大きいのに、成虫になると小さくなるの、何でなのだろう?


◯ナツアカネ

鮮やかな赤、翅脈も赤混じり!

カズレーザーみたいなファッションカラーのトンボ。
赤トンボ系は全く区別できなくて、毎回赤トンボの見分け方的なネットページで確認する。あれわかりやすいです。
アキアカネよりも赤に染まるようですが、個人的に、秋の方が赤のイメージあるんですけどね。


◯シオカラトンボ

吸い込まれそうな深い青

どこにでもいてくれて、昆虫採集の楽しさを教えてくれるいいやつ。
ほどよいスピード、ほどよい機敏さが、ちょうど良い難易度で、子どもの昆虫採集のレベルアップに一役買っているとかなんとか。
いつもありがとう。


◯アキアカネ

なんとなく翅脈

ナツよりは落ち着いた赤のアキアカネ
この子たちはよく枝の先端とかに止まってて捕まえやすいので、昆虫採集入門編のイメージがあります。3歳の次男もたまに網で捕まえれるくらいの、これまたちょうどいい難易度。
沼への案内人でもあるのかも。


◯ヒメホシカメムシ

4歳くらいの子が顔描いたらこんな感じ、な模様

アカメガシワが好きだそうで。
アカメガシワってめっちゃ万能な植物
雑草のように色んなところに生えてて、色んな虫の食草に使える。
でも水につけておくと、水がすぐ赤褐色になる。アクがすごいのかな?そのクセのある感じが虫たちにハマるのだろうか🤔


◯ヒカゲチョウ

悪魔くんの百目を思い出します。なぜか。

目玉模様がキマってる蝶々
でもこの目玉模様って効果はどの程度あるのだろうか?
そういえばこの子も幼虫時代を見たことがない。写真を見る限りとてもキュートなので、今度幼虫のシーズンに探してみよう。


◯トホシテントウ

見た瞬間、何こいつーーってなりました

初めましてなテントウムシ
でかドット好きな自分にはグサりと刺さりました、このデザイン
草食タイプのテントウムシだとか🐞
ナナホシテントウと違い、マットな質感がまたオシャレ。
幼虫はだいぶイカついですね。出会ったことないですが、見たら眉間にシワができそうな見た目でした。


◯オオカマキリ

腹がパンパンでした

やっぱりカマキリってカッコいいよね!って再認識させてくれる存在
戦う母ちゃんでした。元気な卵を産んでおくれ。


◯コカマキリ

コカマキリーーー

荒川区ではほぼ見ない。鬱蒼とした林道の広めの葉っぱにくっついてるイメージ
そもそも荒川区に鬱蒼とした場所がないからいないのか。
オスちゃんばっかりいました。メスちゃんいたらペアでお持ち帰りしたかったのですが、残念。


◯コノシメトンボ

初めて捕まえた、はず

初めてのはず、なんですが。
何故か息子は捕まえた瞬間「コノシメトンボ」って叫んだんです。
「何でわかるんだよ、ノシメじゃないの?」と半信半疑にbiomeで確認する父
biome「コノシメトンボ」
父「………(すげぇなぁ、息子よ)」
な時間を作ってくれたトンボ


◯ハネナガイナゴ

ツチイナゴよりはこっちの顔が好み

息子「イナゴ捕ったよ」
父「コバネ、かな?」
息子「ハネナガだと思う」
父「(biome)」
biome「ハネナガイナゴ」
父「(すげぇじゃんよ、息子)」


◯ジョロウグモ

エマジェンシーカラー

脚が踏切の遮断桿みたい。
獲物がついた時のあの素早さは全人類、一度は見た方がいい。
無駄がなくて、洗練されたプロの仕事ですよ、あれは。


◯ヒバカリ(幼体)

キュートやないの!

41年間生きてて、見たことのある野生の蛇って、シマヘビ、マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウでした。むしろそれ以外のヘビを認識してませんでした。
biomeとthreadsに聞いたところ「ヒバカリ」とのこと。なんて可愛いのだろうか。

息子とコラボ、可愛さの相乗効果

咬まれると「その日ばかりの命」から「ヒバカリ」
でも毒持ってなし。いや、名前変えてあげなよ!
ってなる子
このサイズのままなら飼育したい。大きくならないで😭
息子氏、初めてヘビを持つ、を体験させてくれてありがとう。


◯ミノガ系

荒川区ではまず見ない

自然豊かな地方でしか見ないイメージ。
この子は幼虫時代はよく見るけど、成虫時代を認識してないタイプ。
どんな蛾になるのだろうか。寄生されずに頑張って!


◯オオスズメバチ御一行

この周囲にも大量にいました

めちゃくちゃたくさんいました。BBQ場の木にいたので、土日に刺される人いるんじゃないかなぁ
尋常じゃない数集まってたから恐かったです。 


◯カムルチー

おいおい、雷魚もいるのかよ

場所変わって、荒川区の尾久の原公園のビオトープにて、
ガサガサしたら捕れたのがこの子。
尾久の原公園は絶賛ウシガエルが大量に増殖中
そんな最中捕れたこやつ。
カムルチーって初めて聞くけど、何でこんなのまでいるんだ、このビオトープは。
アメリカザリガニ、ウシガエルに続きカマルチーまで生息している外来種の楽園トープ


◯チョウセンカマキリ

義瞳孔で睨まないで

尾久の原では初めまして。
荒川区はオオカマキリばかりだったので、チョウセンにで会えるとなんか嬉しい。
チョウセンカマキリのチョウセンは「朝鮮」らしいですが、在来種なわけだし
名前、変えませんか?


【まとめ】

ハイイロゲンゴロウ、めっちゃ嬉しかったなぁ。
いいとこ見つけたなぁ。今回はめっちゃ当たりだったなぁ。
ハイイロゲンゴロウ以外にも初めましてな虫やヘビに出会えてたので、父も息子も大満足な1日になりました。
また、近場とは言え、埼玉と東京の2ヶ所回れたのもよかった。
本当は尾久の原でこの間見つけたコミズムシをもう一回見つけたかったのですが、見つけた水場の水が減っていたせいで、水溜りほどの水場にウシガエルのオタマとカムルチーとアメリカザリガニがひしめき合っていて、捕れずじまい。。
この間捕まえたコミズムシが、実は準絶滅危惧種の別のミズムシじゃないか、という話をいただいたので、確認したかったのですが、、
残念。
雨降ったあとリベンジします。
ついに10月突入、あと何回行けるか!
息子の昆虫採集能力が日に日に成長していて、毎回楽しみです。

狙いはトンボ


網を使い分ける息子


次はどこへ行こう。

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