豊かさへのアプローチ~これからの経済~

・・・だから 、何を 「とり戻せる 」か 、心配しなくていい 。何を 「与える 」かだけを考えていればいい 。生きるとは 、最上のものを得ることではなく 、最上のものを与えることだ 。

新しい文化では 「成功 」はどのくらいひとに 「蓄積 」させたかで測られる 。皮肉なことに 、ひとに蓄積させればさせるほど 、あなたも苦労なく蓄積することになる 。

未来の経済では 、個人的な利益めあてではなく 、個人的な成長を目的にものごとを行うようになる 。それが自分の利益だからだ 。自分が大きく立派になれば 、物質的な 「利益 」はあとから自然についてくる 。

「それが来たところにはもっとたくさん 」あることを知っているし 、その源というのはあなたがもっている何かではなく 、あなた自身だからだ 。

神との対話3から抜粋

”与える”とは言うけれど・・

自分には与えるものがない、と思ってる人は、お金持ちにさえかなり多くいると思います。

感謝の実感が強い人は、たとえお金がなくても、とても与えたがる傾向にあると言えます。

その性質、資質、あるいは性格自体が、自分の経済的な安全装置だということを知っている人も多いはずです。

不幸なお金持ちが存在するのは、おそらくお金の循環構造に無関心で、物理的な機能しか信じてないからです。

だから溜め込むことにのみ安心して、少しでも減ることが怖くなる。

自分には与えるものがない、と思っている人は、おそらく物的なモノやお金、あるいは時間などの資源が自分にないと信じ込んでいるだけでしょうね。

あなたが持っているもの

どんな人でも、それなりの経験はあるはずですし、それを人に提供することはできるのです。

あるいは、人がしてほしいと思っていることをしてあげることだって可能です。

そして、そんなものさえも暗所にひた隠そうとする。

たしかにこれじゃ、与えるものは何もないというのもうなずける話です。

もっと自由でオープンになれば、与えるものはいくらでもあることに気づけます。

仕組みを知る

それに気づいた精神には、皮肉なことに(お金を含む)資源が流れ込んでくる仕組みになっているのです。

最上のものが欲しいなら、今のあなたにとって最上のものを惜しみなく分け与えることです。

ただし、欲しいから与えるというギブアンドテイクは禁物です。

ごく自然に、今の自分が持つ最上のギフトを受け取ってもらえばいいだけです。

与えたことは、もうその場限りで忘れてください。

すると与える機会、チャンスは向こうからやってきます。

与えるものは笑顔でも、元気でも、気の利いた冗談でもいいのです。

それが次第に、あなたにしか贈れない特別なものへと進化したら、あなたには経済的な自由の中にいることに気づくはずです。

与えられる最上のもの

そして感謝は、この宇宙の中でも与える価値のあるものの最上位にあるのです。

感謝する人の元には、感謝する出来事が還流して行きます。

宇宙の循環構造のなかに身を置くと、取り戻そうとする、得ようとするより、与える、提供するという行為の方にシフトします。

なぜなら、それが結果として数倍、数十倍の恩恵として帰ってくることを知っているからです。


それを知らない人は、結果を期待します。

与えているのに帰ってこないと心配したり、疑いを持ちはじめます。

この精神作用が、自己の観念としてドッシリしている間は、実は何にも得られることはありません。

だから与えたことはサッサと忘れ、次の与える機会を探ればいいのです。


機会が与えられたら即実行です。

このプロセスの中に入ると、ホントに心は自由を満喫できます。

これは今からでも、誰でもできる、豊かさへのアプローチです。

あとがき

こんにちは、感謝呼吸実践会のソウダです。

noteを利用しはじめたのがもう2年近く前とは・・

その間に、身内が亡くなって、転居することになりました。

栃木県から香川の実家に帰ってきました。

母の死去により実家が空き家になることから、帰郷を決断した次第です。

帰ってきてからは、自宅や敷地の整理、感謝呼吸の指導体制の調整、地域のみなさんとの交流などなど、時間があっという間に過ぎていく毎日です。

2022年はおそらく、私たち日本人にとって試練の年、その始まりの年、そんな気がしています。

これから私が、これを読んでいただく縁ある方に与えられること、伝えられることは、おそらく今後の時代を生きながらえるために必要な知識や知恵です。

どんどんお金の価値が下がっていくと、最も価値あることが何か、やがて日が昇るように明らかになってきます。

古い時代が夕日とともに沈んでいきます。

そして深い闇を抜けて、新しい時代が陽の目を見ることになるでしょう。

近しい人、ご近所さん、実践会の人々、またこのnoteで知り合える方々とともに、新時代をともに迎えたいと思っています。

ここまで読んでいただき、まことにありがとうございました。

造田修作

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