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第3回 KVC 開催のご報告

[過去のブログ記事の転載です: 2016.08.03 Wednesday]

去る7月30日 (土)、三回目となる関西ウイルスクラブ "KVC" が大阪大学微生物病研究所谷口記念講堂にて開催されました (主催:阪大微研・櫻木先生)。

今回は前回をさらに上回る 70 人以上の方々にご参加いただき、勉強会・懇親会を含め大盛況でした。

勉強会の部では、まず京大ウイルス研・山本祐介先生、阪大微研・山本聡美先生、そして和歌山県立医大・松本祐介先生の発表がありました (座長:斉藤先生)。それぞれボルナウイルス、C 型肝炎ウイルス、パラインフルエンザウイルスといった異なる RNA ウイルスに関する最新の研究発表でしたが、聴講に来られた方々にとっては専門とするウイルス以外の知見を得る良い機会だったのではないでしょうか。

山本祐介先生 「発現制御可能なボルナ病ウイルスベクターの開発について」
山本聡美先生 「HCV 感染におけるリポ蛋白質受容体の役割について」
松本祐介先生 「モノネガウイルスの L タンパクの機能について」
会場の様子です

また、今回は特別講師として愛媛大学プロテオサイエンスセンター高橋宏隆先生にお越しいただき、コムギ無細胞タンパク質合成系のウイルス学研究への応用について、最近のデータを入れてご講演いただきました (座長:櫻木先生)。

演題はすべて興味深いものばかりで、一般発表、特別講演ともに活発な質疑応答が交わされました。

高橋先生「コムギ無細胞タンパク質合成系を用いたフラビウイルス タンパク質の宿主相互作用タンパク質の探索」

勉強会の後は会場そばの屋外スペースで BBQ が開催されました。炎天下でしたが、皆さん最後まで参加してくださり、親睦と交流を深められました。

雰囲気がちゃんと伝わっていませんが BBQ の様子です
小林先生と福原先生がめちゃめちゃ頑張ってくれました!

週末にも関わらず発表していただきました先生方、大変ありがとうございました。そしてなにより素晴らしい会を企画・実行していただきました阪大微研の櫻木先生、小林先生、福原先生、齊藤先生にも心より感謝申し上げます。

次回の KVC は高槻 (主催:大阪医大) に戻っての開催となります。今後とも KVC の運営にご協力いただきますよう宜しくお願い致します。

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