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第5回 KVC 開催のご報告

[過去のブログ記事の転載です: 2017.10.01 Sunday]

お知らせしていましたように、去る9月2日 (土) に第5回の関西ウイルスクラブ "KVC" が大阪大学微生物病研究所谷口記念講堂にて開催されました。今回も 60 人以上の方々にご参加いただき、勉強会・懇親会ともに大盛況でした。

一般講演の部 (前半) では田村先生 (阪大微研) によるフラビウイルスに関するご発表、関先生 (京大霊長研) によるカニクイザルを用いた AIDS 研究に関するご発表、そして鈴木先生 (滋賀医大) によるインフルエンザウイルスのサルモデルに関するご発表を聴講しました。

主催の櫻木先生によるご挨拶で勉強会の部がスタート。
田村 友和 先生「新規レポーター遺伝子を搭載したフラビウイルス科ウイルスの作出とその応用」
関 洋平 先生 「カニクイザルにおけるmacaque-tropic HIV-1長期潜伏感染の解析」
鈴木 紗織 先生「ノイラミニダーゼ阻害薬耐性鳥インフルエンザウイルス (H7N9) の薬剤非投与カニクイザルにおける病原性評価」
司会進行は川岸先生 (阪大微研) が担当してくれました。ご苦労様でした。
会場と質疑応答の様子です。各発表に対してたくさんの質問がありました。

勉強会の後半では、広島大学の入江崇先生による特別講演をお聞きしました。これまでのご研究で明らかになったセンダイウイルスの複製メカニズムに関する知見だけでなく、今後の方向性についても詳しいレクチャーをいただきました。

入江 崇 先生「私的センダイウイルス研究の過去と未来」
座長は櫻木先生。
特別講演でも活発な議論がおこなわれました。

勉強会のあとは、もうすっかり夏の風物詩となりました KVC バーベキュー大会です。今回も小林先生と福原先生がメッチャ頑張ってくれました。ご準備いただきありがとうございました。

皆さん好き勝手な場所に位置していますので上手く全体の雰囲気が伝わりませんが、こちらにもほとんどの方が参加してくださいました。きっと楽しい懇親会になったのではないでしょうか。

今回も様々なウイルスについて知識を深めることができました。土曜日にも関わらず開催にご協力いただきました皆様にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

次回の KVC (第6回) は来年の初旬を予定しております。また奮ってご参加ください!

(文責:広報担当・鈴木)

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