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関屋記念全頭診断の答え合わせ

雑談

サマーマイルシリーズの3戦目が終わりました。昨今の競馬はローテーションが崩壊してるから短期間で2.3走するのが減ってきた中であえてこの厳しい暑さのある時期に無理矢理2.3走走らせる必要があるのかという疑問もありますがそういうのは議論されないので暑熱対策とはと思う部分の一部でもあります。

1着〜5着

まずは優勝しましたトゥードジボンです。馬は重賞初制覇、騎手は新潟重賞初制覇で9場目の制覇。調教師、馬主はこのレース初制覇、生産牧場は16年ぶりの制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。診断通り楽に先手を取りその後はかなりゆったりしたペースで走ったのと直線で先に動いたのでリードを作れたので止まっても粘れたというのは他が動けなかったという状況を作れたので見事な立ち回りだったと思います。とはいえこういうペースになるのは再現性が無いと思うので今後はまだ課題があるかと思います。
2着のディオです。スローになったおかげで診断通り2列目から粘り込む理想のレースでしたがこの馬も勝ち馬同様こういうレースが今後あるかとなると微妙なのでこの先どうなるかとなると微妙な気はします。
3着のジュンブロッサムです。後方からの競馬になりこれだけ緩いペースでも動けなかったのは仕方ないですがそうなった影響もあり差し損ねるという診断通りの競馬になりましたがこのペースでもこういう競馬だったので距離が伸びると緩い流れが多いので悩ましいところですが今回よりはマシな競馬は出来ると思います。
4着のロジリオンです。緩い流れになったので2列目後方が取れましたが上がり勝負では分が悪いところを見せると思いましたがペースが緩かったというのもありますが意外と止まらなかったのでこの距離でも緩い展開ならとは思いますがこういうレースは少ないのでこの馬も今後悩ましいと思います。
5着のプレサージュリフトです。2列目の後ろからというこの馬としては珍しい位置からの競馬でしたが直線で左ムチに変えてから外へ外へとモタれてたので向かない上がり勝負で位置取りが良かったから好走したとは思いますが1〜13着が0.9秒差のレースですし再現性も無いと思うのでこの好走で弱い部分を見せたのは今後に影響するかもしれないです。

6着〜10着

6着のサンライズロナウドです。この馬が上がり最速を出すのは完全に診断ミスですが、たしかに上がり最速を何度も出してる馬ですがスピード勝負で出せてる上がりじゃないので全く想定してなかったのでこういうレースで出せたのは改めてこの馬の難しさが出たのでどういう条件が合うかですが後方からは厳しいレースですがオールカマーとか面白いかもと思います。
7着のラインベックです。さすがに去年の末脚は出せず伸びてはいましたが他も似たような感じのレースで横一戦になったのでその中に入れてるので悪くはないと思いますがさすがに今後も厳しい感じはします。
8着のアスクコンナモンダです。3列目からの競馬でいいように考えると上手く内を立ち回って最短距離ではなかったですが真っ直ぐ走って詰まる場面もありながらしっかり上がりは使えてたのでもともと重賞でも好走出来てる馬ですしこの着差ならまだまだ上位で走れると思います。
9着のディスペランツァです。スタートは普通でしたが二の脚がつかなかったのと隣の馬がすぐ内を閉めたので4列目からの競馬になりこういう展開の方が得意な馬と思ってましたが上がりはしっかり使えてたとはいえ案外こういう展開だと動けない馬だったのでもう少し流れるところの方がハマる感じなのでこれは秋が楽しみな負け方だったと思います。
10着のメイショウシンタケです。9着馬と同じ位置からの競馬になり先に動いたのがこの馬にとっては最悪で直線でしか伸びない馬なのでギリギリまで動かない方がいいタイプなのに4コーナー途中から動いてしまい最後は止まるというこの馬にとっては最悪の競馬をしたのでこの鞍上とは成績を見てもイマイチなのでそういうことなのかなと思える結果でした。それを診断には考慮しなかったのは反省です。

11着〜18着

11着のオニャンコポンです。増えてた馬体をようやく減らしてきましたがその影響なのかこのペースでも追走に苦労してましたし診断通りとはいえ上がりもイマイチだったのでこの着順でしたがこの辺に関してはマイルの馬じゃないのでそこまで気にしなくてもいい気はします。
12着のタイムトゥヘヴンです。進路取りが後ろになりすぎなければと診断すれば最後方からの競馬になり馬群の外に出せば前にはずっと壁があるという競馬になり上がりはしっかり使えたものの他とそこまで差がない競馬になったので力は出せたとはいえ向いてる条件でこうなってしまったので今後合わない条件が多くなるのでさすがに今後は厳しいのではと思います。
13着のサクラトゥジュールです。スタートが良かった訳ではないですがレースの入りがかなり遅かったのもあり珍しい2番手からの競馬になり意外とペースが上がっても対応はしましたが流石に残り300手前で止まってしまったので普段と違う競馬でどうなるか気になりましたがペース対応できたのは今後にもプラスなのでこの年齢ですがまだ楽しみな結果でした。
14着のパラレルヴィジョンです。さすがにスローの上がり勝負でこの距離だとこういう結果になるのは仕方ないですが最近上がりが遅くなってきてるのは気になるところではあるので距離が短かったという以外にも敗因はあったと思います。
15着のダディーズビビットです。ワンターンが合わないのでもう少し前目で走れるはずの馬ですし2列目からと思ってましたが若干後ろで運びましたが一本調子の馬にとってスローで後ろで運べばペースアップには対応できないのでこの馬としては伸びてましたが他とは差がある結果になってしまったのでこの辺はコース適性の差と思うので気にしなくてもいいと思いますが好走しそうな条件があんまり無いのでしばらく厳しいと思います。
16着のコレペティトールです。これは診断通りで控えてキレ負けという結果でしたがマイルで重賞勝ってるとはいえマイラーではないのでこの結果に関しては気にしなくてもいいと思います。
17着のグランデマーレです。これも診断通りでやっぱり他の上がりが速い時には伸びてますが他が速いので止まってるというより下がってる感じだったので左回りが合うのはわかりますが左回りは直線が長いコースばかりなのでさらに合わないと思いますが1200とか使ってほしいです。今年のセントウルステークスとか開催変わりですが開幕週でも無いですしある意味で面白いと思います。
最後に18着のワールドウインズです。瞬発力比べでは分が悪いので2列目からの競馬というのは良かったですが思った以上に伸びなかったというより止まったのでこのタイムで走れてるので故障ではないと思いますが心配な結果でした。

あとがき

今回の関屋記念は上位陣というより13着までは差がなかったとはいえ下位に沈んだ馬の方が先につながる競馬が出来てましたしレースレベルはともかくいいレースだったのではと思います。ここから上のステージとなると微妙かもしれませんが重賞ではという馬はたくさんいたと思うのでこういう振り返りは大事と思うのでしっかり今後もやっていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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