GoogleやGAFA社員が使うPCブランド調査
ABWの実装を世界の先頭を切って走るGoogle。
生産的であり、かつ破綻しないPC管理をどのように行っているのか?
今回は彼らが使う、つまり社員に支給されているパソコン環境を調査した。
いきなりだが調査の結果はこちら。
Linux laptop(Dell XPS/Lenovo ThinkPad)
Windows PC(Macでは動作しないソフトの利用など限定的に)
MacBookが群を抜いて人気(UNIXネイティブであることとスタンフォード大卒業生が多いのも一つ。学生の時からMac使ってたから)
ソフトウェアエンジニアではLinex PC(Debianベースのディストリビューション)を使う場合も多い
Chromebookの利用も増えてきている(主に事務方で)
出典(参考):
Windowsの支給は2010年から停止されている
セキュリティの問題がWindowsにはあったとのこと。
VAIOやレッツノートの出る幕はなさそうだ…
スマホのOSは70%(Android):30%(iOS)
Googleの社員も多少iPhoneを使っている
多くは8万円以上の高級機種
その他MicrosoftやAmazonの社員が使うPC
Microsoft
Lenovo ThinkPadやHP、Dell、Toshibaなど。iOS向け開発ではMacbookも
Amazon
Macbook、ThinkPad、Dellなど
どちらも特定のブランドではなく、「仕事の種類」によって最高のパフォーマンスを発揮できるような選定がなされているとのこと。
結論:GoogleではMacBookが人気だが利用モデルは職種による
ソフトウェアエンジニアの多くはLinux PC
広告チームはMacBook Pro/Airが多そう
バックオフィス系もMacBook Pro/Airか
Windows向け製品のデバッグ/マーケット開拓が必要なポジションではWindowsも
その他仕事内容にあわせて3DのレンダリングなどにはHPのゲーミングPCブランド OMENも使われている様子
Googleではパソコン本体はやはりMacBookが人気だそうだが、WindowsなどOSを切り替えながら使っている社員もいるとのこと。
こうなってくると社内ヘルプデスクは大変だろう。
セキュリティ上の問題を塞ぐパッチをあてたり、バージョン管理もままならない。
しかしMacBookをベースにしておくことでセキュリティ上の懸念はWindowsよりもなんぼほどマシとも書かれていた。
MacBookを中心に管理しながらそこにLinuxベースのPCを参加させ、WindowsベースのPCは異端扱いとしてメインから切り離すような使い方はあるかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?