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【2023年】故障率の高いパソコンメーカー&安心メーカー格付けチェック

個人向けと法人向けでは造りが違うことも多いですが、私のエンジニアとしての経験から確信しているレベルの話をシェアします。

時間のない人や、本当の初心者向けにこの格付でさらっとメーカー名を覚えてもらえればと思いまとめました。

結論:3年以上保証プラン(有償)のないメーカーのもの

まずは良い方の格付けです。

Aクラス(ほぼ安全)

  • Surface(Microsoft)

  • レッツノート(Panasonic)

Windowsの更新にまつわる不具合に悩まされたくないならMicrosoft謹製のSurfaceを買いましょう。自前のモデルなのでファームウェアにまつわるトラブルが少ないです。ハードウェア品質はBクラスと変わりません。一方、レッツノートは営業・サービスマン御用達のパソコン。振動や加圧、落下にすら生き延びられる耐久性の高さを誇ります。

Bクラス(たまに故障程度)

  • VAIO(VAIO株式会社)

  • MacBook Pro(Apple)

  • Yoga(Lenovo)

どちらの故障率も低めではありますが、高級ラインに限定されます。旧SONYだった頃のVAIOではチープなエントリーモデルは目も当てられないぐらいひどいものでした。SONYはエントリー品質とハイユーザー品質の差別化度合いが激しいメーカーです。なるべく高い方を買いましょう。これはAppleにも同じことが言えます。

Cクラス(3年程度で故障多し)


  • HP

  • Dell

  • Samsung

HPとDellの利用経験がそれぞれ3年・10年あります。HPはサポートとの電話やり取りはし易いが、キーボードなど個のパーツ品質(衝撃耐性)が低いように見受けられます。一方、Dellは無難な作り方をしていますが不具合のあるロットにあたると即症状が出てアウト!というケースを多く知ります。

Dクラス(二度と買わない)


  • Asus

  • Acer


どちらも3年程使っていました。性能には満足していました。
ではなぜ3年で買い替えたか?それは、壊れたからです。
「マザーボードのメーカーだから安心!」のそのマザーボードが壊れたのです。日本に修理部門を持たないメーカーの修理料金見積もりは高額になります。何度もサポートと交渉しましたが無駄で修理することなく諦めました。ついでに言いますが、どちらも他メーカーと異なり3年以上の有償保証サービスが無いメーカーでした。そういうことでしたか…

ランク外(利用経験がない=私の関心外)

  • ドスパラ

  • パソコン工房

  • マウスコンピューター

  • FRONTIER

  • ツクモ

  • MSI

これらショップ系パソコンメーカー、ゲーミングPCメーカーについて詳しくないのでランク外としました。中には良いものもあるのでしょう。主には組み合わせて造られるので各パーツの信頼度に依ると思います。

では次に本題の【故障率の高い】パソコンメーカーです。

故障率の高いパソコンメーカー

米国のPCサポートサービス企業「レスキューコム(Rescuecom)」が公表中の資料から借りましたが、私の経験からも同じ意見です。

  • Asus

  • Acer

2020 RESCUECOM Computer Reliability Report https://www.prnewswire.com/news-releases/2020-rescuecom-computer-reliability-report-301068125.html

参考:Top 8 Most Reliable Laptop Brands And Failure Rate Comparison

異論ももちろんあることでしょう。
この二社は「スペックを求めるセミプロユーザーには満足度の高いブランド」とも知られていますよね。

実際私も「限られた予算の中で最高の性能のものを!」を追求して、調査した結果行き着いた先でした。

性能だけで見ると確かにこの選択は間違いありません。

ただし、サポートの応対力や故障率という視点で見れば「他の選択肢よりもちょっと安かった」程度の満足感が一瞬で吹き飛ぶぐらい失望の谷に落とされます。

壊れなければいつまでも使えてしまうほど、昨今のPC性能は頭打ち。
であれば、多少初期投資がキツくても信頼と羨望のブランドから選んだ方がお得だと言えそうです。

とここまでまとめた上で、では「一般的な大学生で手頃でクールでそこそこ性能も高く、クリエイティブに転用するのにも適したスペックのものは?」に答えてみましょう。

学生にオススメのノートパソコン


他の人がどうかは知りません。
私が本気で調べた結果です。そして今年の6月1日にオーダーしていました。

6万円以下!


これ、私が今まさに使っているパソコンです。

時代は変わりましたよね。

私も昔Webデザイナーからディレクターをしていた頃はWebのオーサリングからIllustrator、Photoshop、Premiere Proで動画編集まで割りと幅広くPC性能が求められるアプリケーションを使っていました。

その時は、直前に使っていたAsusのノートPC(N552VX-FI135T)のように


  • 高性能CPUだわ(Core i7-6700HQ)

  • 大容量メモリだわ(16GB)

  • 高グラフィック性能だわ(NVIDIA GeForece GTX950M)

といろいろスペックを意識して購入したはずですが、買い替えてみてあらびっくり!

「使い勝手、変わらんわ。。」

ということで、今は6万円未満で買える「しっかりめノートPC」でサクサク仕事をこなしています。

おそらく学生でもこのぐらいの性能があるといろいろはかどるでしょう。
MacBookっぽい艶感もあって適度におしゃれだしね。

P.S. ピンクローズカラーを選んだのは単純に毎日見続けるものにピンクがあしらわれていた場合、心理的にどういう変化が自分に起こるのかを試してみたかっただけです。穏やかな毎日のために。

本題に戻りますが、本来は故障率の低さ・耐久性の高さで考えるとMac OSならMacBookが一番だし、WindowsならMicrosoft Surface Laptop 5がいい。

けれど、これらは高価。
いくらメリットが高くても初期投資が過ぎる。

そんな時に、大学の四年間をそつなく動いてくれたら十分や、それを使って稼げるようになるまでの数年で元を取るをキーワードに、4年で投資を回収と気軽に考えられるこのレベルのものはちょうどいい。

実際、おっさん<私>これで仕事してるしね(笑)

最後にこのHPノートPCのデメリットも少し紹介。

■ 指紋認証のセンサー精度がいまいち

これはiPhone 7PlusのタッチIDの感度の良さに慣れすぎているのが原因かもしれないけれど、一発で認証されないのがストレスなので最近はPINコードログインばかりしている。

■ バッテリーの持ちがそこまで良くない

バッテリーの駆動時間は最大9.5時間。そこそこのCPU、ビデオチップを積んでいることもあってそれなりに電力消費するみたい。丸一日使うなら充電ケーブルは持参したい。

気になったのはこの2つ。逆に他は気にならなかった。

最近はクラウド上のサービスで編集することも多くなっているので、これからのPC要件はこの程度=6万円前後か最大でもMacBook Air程度あれば十分だと言えそうです。

またプロ向けの話もどこかで。

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