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終活の部屋

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相続登記の義務化が周回遅れだと感じてしまうワケ

相続登記の義務化が周回遅れだと感じてしまうワケ

令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されます。

これにより、相続人が所有権を取得したことを知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければなくなります。

遺産の分割などの協議で相続が確定しないような場合では、相続が成立した日を起算日とします。

このような"正当な理由"がなく相続登記を怠った場合は、10万円以下の過料の適用対象となります。相続人申告登記(遺産分割協議等でとりあえず相続人で

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マンション管理にとっての遺品部屋の傾向と対策

マンション管理にとっての遺品部屋の傾向と対策

「クロ現」で遺品部屋特集「クロ現」(#4825)をチェックしたら、「遺品部屋」の特集を組んでいた。

内容のメモは以下のとおり。

全国に拡大 遺品部屋
 ①入居者=病院などで死亡
 ②遺品=放置
 ③相続人不在(相続放棄)
①〜③が原因で引き起こされるのが「遺品部屋」

公営住宅のケースでは、国の方針として「自治体の判断で遺品を選別・移動してもよい」とされるようになった

しかし、処分するには遺

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両親の遺した空き家維持という“しくじり体験"を語る松本明子さんのインタビューは反面教師だ

両親の遺した空き家維持という“しくじり体験"を語る松本明子さんのインタビューは反面教師だ

東洋経済オンラインの記事で、タレントの松本明子さんのインタビューが掲載されていました。

ご実家がご両親の死後に空き家となって、その維持のために費用が1800万円を超えたという、実は誰の身にも起こりうる“しくじり体験”です。

もともとご両親を東京へ呼び寄せて、実家は空き家になっていたものの、「いずれは戻る(かも)」という想いが無言の圧力となって、処分という選択肢を避けて過ごしていたということです

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高齢者施設への入居は、本人にその気がなければ実現しないのが前提ですが、実際には「入居の必要性が迫っている時点」で本人の意思確認ができないケースが多いというジレンマを問題提起する記事。

https://business.nikkei.com/atcl/forum/19/00037/012000021/