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還暦ゴルファーの闘病記 「萎える身体と萎える気持ち。朝散歩day22〜25」

こんばんは。還暦ゴルファーです。
写真は今朝の日の出時刻。
夏から秋への移り変わりを感じます。
午前中はエアコンを切って過ごしてみました。


今回の抗がん剤治療は今までの中で一番ダメージを受けた自覚があったのですが、退院以降も全く身体に力が入らない状態でした。

そう言えばDR.が退院当日に私の顔を見て「大丈夫ですか?退院出来ますか?」って言ってたなぁ。よほど酷い顔をしていたのでしょう。

退院翌日からどんどん身体が重くなり、翌々日の木曜日はずっとベッドで過ごしました。不眠に悩まされている筈なのに、泥の様に眠っては覚めての繰り返し。

そして金曜日。初めて朝散歩をお休みしました。台所に立つだけで息切れしてしまう有り様です。

何も出来ない原因が「抗がん剤治療」にある事ははっきりしています。そうすると「寛解するかどうか分からないのに、再発リスクが高いグループなのに、半年もこの治療に生活を支配されていいのだろうか…」との考えが頭を離れなくなります。ぐるぐるぐる。

そして昨夜、その気持ちを主人に伝えてしまいました。まだ「そういう気持ちでいる」という段階なのにです。

相当弱っていますね、私。
食欲と睡眠欲が満たされないのも大きいです。


入院当初に話した「再発しても治療はしない」という事を、ようやく最近飲み込めてきた所なのに…。と大きな戸惑いを見せていました。

巷で言う「どんな形であっても生きてて欲しいという人の気持ちが分かる気がする」とも言っていました。

そっかぁ。。そう感じているのか。

私はそんな彼を傷つけてしまいました。


確かに患者に劣らないストレスを家族も抱えています。これは紛れもない事実。そして、どこにも吐き出す先が無いのかも知れません。

患者の私は言いたい事を口に出来るけど、彼は「俺はその苦しさを体験してる訳じゃないから…」と随分私に遠慮している様子です。


「初発だから最後まで治療する!」と誓っていた筈なのに、身体が萎えると気持ちまで萎えるのでしょうか…。

治療に意味が見出せなくて後向きになっていました。今は少し体調も上向いて、気持ちも同調している感じです。

心と身体。微妙なバランスで均衡を保っているのでしょうか。

どうやら、退院してからの一週間の過ごし方を考え直す必要がありそうです。



朝散歩day22   木曜日

この日も水平線には厚い雲
日の出時刻

結局この日は、帰宅までに朝日を見る事が出来ませんでした。この後、泥の様にベッドに横たわって一日を過ごしました。退院からどんどん悪くなる体調。そして翌日の金曜日、初めて体調不良でお休みです。


朝散歩day23   土曜日

金曜日から服薬している抗生剤が効いてきたのでしょうか。少し体調が良くなりました。
でも前回の金曜土曜には「大人の遠足」に参加して、ゴルフを楽しんでいた筈。
毎回違う体調に対応する事も難しいですね。

周りを紅く染めて昇る朝日

この日は、綺麗な赤い朝日を見ることが出来ました。


朝散歩day24   日曜日

巨大な厚い雲!
過去一番の厚い雲

釣り人が遠くの岩場まで足を伸ばしています。

帰路の橋の上

ようやく朝日を見ることが出来ました!
まだ少し息切れが激しいです。



朝散歩day25   月曜日

橋の上から 明けの明星と月

祝日なので、釣り人が沢山います。
お散歩やジョギングの人も。
のんびりしていて、良い朝の風景です。

釣り人と 夏の雲と 秋の雲

今日も水平線は厚い雲。
朝日が見られるのは、かなり遅い時間になりそうです。

帰路の休憩ポイントから

ようやくの朝日!
深呼吸して、朝日のパワーをたっぷり身体に取り込みます。ようやく今日は、少し足取りも軽くなった気がします。


日の出時刻が10分ほど遅くなったので、明日からは起床時刻も10分遅くしようかと考えている還暦ゴルファーです。


今日もご訪問くださり、ありがとうございました。三連休の最終日、皆さまはどんな一日を過ごされましたか?明日からの一週間も、楽しい思い出が沢山出来ます様に!



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