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千葉県だけでなく神奈川県もナラ枯れ

先日は出張自然体験で、神奈川県郊外の森に行ってきました。

つい2年前に行った森、カブトムシやクワガタの多く出るクヌギ(ナラ科)の多い森であることは知っていました。

待ち合わせまで少し時間があったので、カブトムシでもいるかなぁ、、と思って森に入ると。。

まさかの「ナラ枯れ」!!かなりの数のクヌギやコナラが枯れていてびっくりしました。

ナラ枯れは、カシノナガキクイムシという昆虫が木に侵入し、ナラ菌を持ち込むことで感染する木の感染症ですが、

今年にカシノナガキクイムシが入ったのでしょうか、フラス(木に侵入したときに出る大量のおがくず)があるものの、まだ枯れていないクヌギが多くありました。

これは私のいる君津市の山林と同じ状況です。

今年は何度かちびっこ達や、お客様を連れてカブト虫&クワガタ捕りに出たのですが、カシノナガキクイムシの侵入したクヌギやコナラを多数見つけました。

今年は枯れていないですが、この秋には枯れ始め、来年の春には新芽が出ない事が考えられます。

私たちの代では捕れたカブトムシやクワガタが、もう捕れない森になることを意味しています。

今は大きな問題になっていませんが、そのうち、日本の林業や森林行政にとって大問題になって大騒ぎが始まると思います。

森林資源が枯渇することも大きな問題ですが、

何よりも、カブトムシやクワガタが捕れる森を、未来のちびっこ達に残したい、その為に今の時代を生きる我々は動かないと行けません。

自然学校では「千葉の薪屋」を運営しており、枯れたナラの焼却処分なら、お手伝いすることは可能です。

軽トラ等で、こちらまで持ち込んでもらう必要はありますが、枯れたナラ材は引き取りますので、このナラ枯れ問題に、私も焼却処分の部分で、貢献したいと思います。

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