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自分が逃げている『恐れ』を見にいく

台風の影響で、晴れ間なく雨風の日が数日続いている
気圧の変化もあってか、身体も頭の中もどうにもシャキッとしない

いつもの心地良さに集中出来ない自分に
こんな天気じゃ仕方ないよな、と思いつつ
些細な事で子どもにイラっとし
“いい加減にしなさい”と怒ってしまう

相方とも会話が噛み合わずモヤる
“もっと私の気持ちを汲み取ってよ、優しくしてよ”

このモヤモヤは何だろうな、と考えていた時

街中ですれ違った親子の
“お父さんの言うこと聞けないの?”
という会話が、家に帰ってきてもまだ耳に残っていて

そして気がついた

“言うこと聞きなさい”“いい加減にしなさい”は
自分の頭の中の『世間体にがんじがらめになっている思考』が、
自分の『心』『感情』に対して押さえつけるように言っている言葉だった

そして
“もっと気持ちを汲み取って、優しくして”はそんな自分の中の
苦しんでいる『感情』から私に向けての声だった


またわたしは自分の『心』の声に
『思考』で押さえつけていたことに気がつく


現実は自分の頭の中を反映しているだけって事がよくよく分かった


自分の『心』の声を無視せずちゃんと聞いてあげる
“ごめんね、ちゃんと聞くから“と
そうする事でいったんは気持ちが落ち着く


最近“新しい事をしたい、自分の枠を広げてみたい“
という感情を見つけたのだけれど、同時に
“いい加減にしろ”“おまえには無理だ”とエゴの思考が押さえつけてきている


これはコンフォートゾーンから抜けようとすると必ずやってくる恐れとの戦いで
当の本人にしか分からない心の葛藤の一場面


なんだけど
ここからなかなか進まないので

さらに踏み込んで、この現象の根っこを掴みにいく

「私は何かメリットを感じて、心の声を押さえつけているはずだ」
「心の声を押し殺してまで、取りに行っているメリットは何?」

自分が見たくない、認めたくない弱い部分を心がざわざわしながらも見る

出てきたのは
「目立つのが怖い」
「アンチコメントやフォロワーが一気に離れるのが怖い」
「失敗して恥をかきたくない」
だった

つまり私は、自分が傷つかないで済むメリットを取ってる、だから変化する事から逃げている
という現実をきちんと認める

その上で

失敗や恥をかきたくない、他人からの評価を気にして、
傷つかないで済むメリットと引き換えに
このまま自分を押さえつけてイライラしながら生きていく人生と

何が起きるか分からないデメリットと共に
自分を表現して、自分自身に感動して
他人の評価に振り回されない自分で生きる人生

どっちでも自由に選択できるよ、どうする?

と何度も自分に繰り返し聞いては
挑戦する怖さを1パーセントずつ
可能性への面積へと増やしていく…

これを続けると、どこかで心の中の怖さとわくわくの量がひっくりかえる瞬間が必ず訪れる

心の本音に気がついてから
地味だけど、こんな内面の試行錯誤を日々繰り広げてます

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