9月24日(木)本日の東京市場は、米国株安を嫌気して売りが先行する展開に。
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■9月24日 本日の見出し
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米国株安を嫌気して売りが先行する展開に。
新政権に関連した銘柄には物色が続くか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。
前日の米株式市場では10年債利回りが上昇し、
為替が前日でやや円安方向に動いています。
加えて、国内ではデジタル庁の創設に関する
ニュースが数多く報じられており、
関連銘柄に買いが続く期待も。
こうしたことや、日銀によるETF買い期待から
前日のNYダウ平均が1.92%、
ナスダック指数が3%下落するなかでも
日本株は底堅く推移すると見られています。
新政府への期待を背景とした物色が一巡するまでは、
日本株市場は底堅く推移することが想定されますが、
外部要因に一段の上値を追う材料がないなかで
日本株市場でも上値の重さが意識されてくる
可能性があることには注意したいところです。
特に、米ナスダック指数のチャートを見ますと
再度上向かうにはもう一段の調整が
必要となりそうな印象も受けます。
人気になっている銘柄を買う際は、
思ったより上値が重くなってきたら一旦売却するといった
柔軟な判断を行うべきでしょう。
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■前日の海外概況
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22日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比525ドル05セント安の2万6,763ドル13セントと大幅反落。
朝方は買いが先行したものの
上値の重さが嫌気され、下げ幅を拡大する展開となりました。
また、追加の経済対策の成立見通しが立たないなか、
欧州ではコロナ感染が再拡大し、景気敏感株にも売りが優勢に。
主力ハイテク株が下落したことで、
ナスダック指数も大幅反落して終了しています。
『為替』
23日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円30銭~40銭近辺と円安に傾倒。
欧州のコロナ感染の再拡大で
ドルがユーロや英ポンドに対して上昇し、
対円でのドル買いに波及しておりま。
『日経平均先物』
23日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比195円高の2万3,080円と続伸。
朝方はダウ工業株30種平均の上昇につれて買い先行で始まったものの、
その後はハイテク株主導で米株が反落し上げ幅を縮めています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,763.13 (-525.05)
・ナスダック:10,632.985 (-330.652)
・S&P500:3,236.92(-78.65)
・為替 ドル円:105.33-105.34(+0.36)
『国内』
・日経平均株価:23,346.49(-13.81円)
・TOPIX:1,644.25(-2.17)
・日経ジャスダック平均株価:3,609.86(+13.28円)
・東証マザーズ指数:1,212.99(+29.01)
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■本日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合議事要旨(7/14~7/15開催分)
40年国債入札
『海外』
独9月Ifo景況感指数(17:00)
米8月新築住宅販売(23:00)
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■本日決算発表
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ニイタカ、オプトエレクト
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■本日の注目銘柄
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・【4430】東海ソフト
官公庁ソリューションを手掛けるシステム開発会社で、
デジタル庁関連の出遅れとして期待。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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