12月21日(月)米経済対策の合意期待を支えとして堅調な展開。
┏━━━━━━━━━━━
■12月21日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
米経済対策の合意期待を支えとして堅調な展開。
バリュー株物色に傾きすぎないかを注視。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます、アナリストのKanonです。
週末中には、米共和党、民主党両党の指導部が、
総額9,000億ドル(約93兆円)の追加経済対策案で
大筋合意に達したと報じられています。
米モデルナ社のワクチンが
米食品医薬品局(FDA)から緊急承認を受けるなど、
ワクチン普及への期待感も支えとなり、
本日の日本株市場は堅調な展開となりそうです。
英国では、新型コロナウイルスの
感染力の高い変異種が拡大していると伝わっており、
日本国内での感染拡大も深刻ではありますが、
米経済対策、ワクチン普及への期待が高まりすぎると
世界的に相場が「コロナ後」を意識しすぎて、
米長期金利が上昇、グロース株売りに繋がる可能性も。
この辺りの方向感には注意して、
柔軟な売買判断を行っていきたいと思います。
それでは、今週も頑張って参りましょう。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
『NYダウ平均』
18日の米株式市場でNYダウ平均は
前日比124ドル32セント安の3万0,179ドル05セントと反落。
指数が高値圏で推移するなかで
週末を控えた利益確定売りが優勢となりました。
追加の経済対策について
新たな進展が伝わらなかったことも
売りを促す要因となっています。
主要ハイテク株にも持ち高整理の売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数も反落して終了。
『為替』
18日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=103円25~35銭近辺と円安に傾倒。
米経済対策に関する不透明感から様子見ムードが強まり、
持ち高整理の円売りがやや優勢となりました。
『日経平均先物』
18日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比45円安の2万6,705円と続落。
米国株価指数につられる形でやや弱い値動きとなっています。
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:30,179.05(-124.32)
・ナスダック:12,755.638(-9.107)
・S&P500:3,709.41(-13.07)
・為替 ドル円:103.37-103.39(-0.09)
『国内』
・日経平均株価:26,763.39(-43,28円)
・TOPIX:1,793.24(+0.66)
・日経ジャスダック平均株価:3,715.57(-6.24円)
・東証マザーズ指数:1,186.46(+1.24)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
S&P500指数にテスラ採用
┏━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━
クスリのアオキ、西松屋チェ
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【4390】アイ・ピー・エス
12月25日付でマザーズから
東証1部へ市場変更されることになったと発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?