4月22日(水)本日の東京市場は、原油安が引き続き重荷となり軟調な展開に。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■4月22日　本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

原油安が引き続き重荷となり軟調な展開に。
ハイテク株などに利食い売りも出やすい。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

アナリストのkanonです。

原油相場が大幅に続落したことで、
米国株式市場は下値を模索する展開となっています。

日本市場では、日銀によるETF買いへの期待が
一定の支えになると見られますが、
本日は日経平均株価で1万9,000円割れまで
下値を模索する可能性があるでしょう。

直近上げ幅を拡大していた銘柄などは
大きく下落しやすいため
一旦の売却を視野にご検討いただければと思います。

日本は大型連休を控えていますから
しばらくは手仕舞い売りも重荷となりやすく
上がる銘柄は一部に限られると見ております。

たとえば本日は、前日の米国株市場で
原油を貯蔵するタンカー会社の株価が急騰しており、
日本でも同様の動きに期待ができそうです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

『ダウ工業株30種平均』

21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比631ドル56セント安の2万3,018ドル88セントと続落。

経済活動の停滞により、原油在庫が積みあがっており、
原油価格の下落が止まらずに投資家心理が悪化。

3月後半以降の戻り相場をけん引した
ハイテク株などに売りが膨らんでいます。

トランプ米大統領は、
石油企業に資金支援を行う方針を示しましたが、
相場全体への影響は限定的です。

半導体株などに利益確定売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数も続落しています。

『為替』

21日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円70銭～80銭と円安に傾倒。

資源国通貨に対してドルが上昇し、
円に対してもドル買いが優勢となりました。

『日経平均先物』

21日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比275円安の1万9,035円と続落。

20日の市場で初のマイナス価格をつけた
原油相場が下げ止まらず、投資家心理を冷やしています。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

『海外』

・NYダウ：23,018.88　（-631.56）

・ナスダック：8,263.229　（-297.499）

・S&P500：2,736.56　（-86.60）

・為替　ドル円：107.72-107.73（+0.34）

『国内』

・日経平均株価：19,280.78（-388.34円）

・TOPIX：1,415.89（-16.52）

・日経ジャスダック平均株価：3,076.55（-45.21）

・東証マザーズ指数：729.86（-31.64）

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

サイバエージ、キヤノンMJ、ジャフコ、
キヤノン電、モバファク、光世証