10月15日(木)本日の東京市場は、米追加経済対策に関する報道を受けて売りが先行。
┏━━━━━━━━━━━
■10月15日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
米追加経済対策に関する報道を受けて売りが先行も、
2万3,500円近辺での買い意欲が強く下げ渋る展開か。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます。アナリストのKanonです。
前日の米国株市場では、ムニューシン米財務長官が
大統領選前に追加経済対策をまとめ、
実行することは難しいと発言し失望売りが波及しましたが、
「大統領選前の実行は厳しそうだ」といった見方は
既に伝わっておりましたので、
大きな売り材料にはなっておりません。
景気回復の緩慢さが意識されるなかで、
上値を買いにくいことは事実ですが、
日経平均株価が2万3,500円となる水準での
買い意欲の強さは昨日の寄り付きで確認されているほか、
日銀によるETF買い期待も支えとなり、
本日も下値は限定的、小幅な値動きとなりそうです。
米国で大統領選リスクが意識されるなかで
日本株に資金が逃げてきている面もありますので
本日も個別銘柄のテーマ性や業績面を
材料視した物色が進む期待ができるでしょう。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
14日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比165ドル81セント安の2万8,514ドル00セントと続落。
追加経済対策の早期合意は困難との見方が広がり、
市場心理が悪化したことで、
ハイテク株など足元で買われていた銘柄に
売りが優勢となりました。
また、米国内で新型コロナウイルスの新規感染者や
入院患者数が再び増加傾向にあることも重荷に。
利益を確定する売りに押され、
ナスダック指数も引けにかけて続落しています。
『為替』
14日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円10~20銭近辺と円高に傾倒。
米国株の下落を受けて、リスクオフ通貨とされる
円には買いが優勢となっています。
『日経平均先物』
14日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比35円高の2万3,550円と小幅反発。
米国株とともに反発して始まりましたが、
ムニューシン米財務長官の発言を受けて伸び悩んで終了しています。
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:28,514.00 (-165.81)
・ナスダック:11,768.729 (-95.167)
・S&P500:3,488.67(-23.26)
・為替 ドル円:105.16-105.18(-0.07)
『国内』
・日経平均株価:23,626.73(+24.95円)
・TOPIX:1,643.90(-5.20)
・日経ジャスダック平均株価:3,654.37(+5.47円)
・東証マザーズ指数:1,365.49(+18.41)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
中国9月生産者物価指数(10:30)
中国9月消費者物価指数(10:30)
英EU間の自由貿易協定(FTA)交渉の期限(予定)
EU首脳会合(~16日)
米10月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米10月フィラデルフィア連銀景気指数数(21:30)
第2回米大統領候補者討論会中止
┏━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━
ファーストリテイ、出前館、ベイカレント、松竹、マネフォワ-ド、
ウエストHD、不二越、TKP、北の達人、ドトル日レス、パソナG、
テラスカイ、日本国土、日置電、サーバーワクス、ベクトル、RPA、
松屋、MrMaxHD、ロゼッタ、ユーピーアール、ビザスク、三栄建築、
セラク、バリュエンスH、ヨシムラフード、バロック、Gunosy、
明光ネット、トウキョベース、グッドパチ、串カツ田中、佐鳥電機、
Bエンジニア、DDHD、ウォンテッドリ、SERIOHD、
エコモット、エディア、U&C
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【3835】eBASE
業務自動化関連銘柄として注目。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?