9月9日（水)本日の東京市場は、米国株続落で投資家心理が悪化し売りが優勢に。

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■9月9日　本日の見出し
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米国株続落で投資家心理が悪化し売りが優勢に。
ハイテク、半導体関連への売りが重荷。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。

前日の米国株市場では、
これまで株式市場の上昇をけん引してきた
主要ハイテク株への利益確定売りが続きました。

日本株市場では、日銀による
ETF買いへの思惑が支えになることや、
割安感の強い銘柄が多いことから、
米国株と比べると下げは限定的となりそうですが、
軟調な相場展開が想定されるでしょう。

ナスダック指数のチャートを見ますと、
前週末の安値を割り込んでおり、
しばらくは調整局面を迎えそうです。

高値で買い付けた個人投資家の投げが終わるまでは、
あまり切り返しに期待ができず、
乱高下しやすいと見ておりますので、
買い時は焦らずに狙っていければと思います。

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■前日の海外概況
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8日の米株式相場でNYダウ平均は、
前週末比632ドル42セント安の2万7,500ドル89セントと3日続落。

主要ハイテク株への利益確定売りが続き軟調な展開となりました。

また、新型コロナによる需要低迷が改めて意識され
原油相場が下落したことも投資家心理を悪化させています。

ナスダック指数は大きく続落となり、
下げ幅は4%に達しています。

『為替』

8日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円95銭～106円05銭近辺と円高に傾倒。

米ハイテク株の続落を受けて、
リスクオフ通貨とされる円には買いが優勢となりました。

『日経平均先物』

8日の大阪取引所で、日経平均先物9月物は
前週末比145円安の2万3,030円と反落。

米国株価指数の下落が日本株にも波及しております。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：27,500.89　（-632.42）

・ナスダック：10,847.690　（-465.445）

・S&P500：3,331.84（-95.12）

・為替　ドル円：105.98-105.99（-0.28）

『国内』

・日経平均株価：23,274.13（+184.18円）

・TOPIX：1,620.89（+11.15）

・日経ジャスダック平均株価：3,528.25（+5.83）

・東証マザーズ指数：1,138.64（+21.19）

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■本日の予定
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『国内』

8月マネーストック（8:50）
8月工作機械受注（15:00）

『海外』

中国8月生産者物価指数（10:30）
中国8月消費者物価指数（10:30）

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■本日決算発表
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アセンテック、楽天地、トビラシステム、グッドコムA、
Bガレージ、ベステラ、アゼアス、Ｂ＆Ｐ、ハウテレビ

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■本日の注目銘柄
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・【4514】あすか製薬

菅氏「不妊治療に保険適用」との発言が伝わり注目。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。