3月24日(火)本日の東京市場は、日銀や年金による買いが支えとなり底堅い展開に。

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■3月24日　本日の見出し
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日銀や年金による買いが支えとなり底堅い展開に。
イタリアでの死者数減少なども支えに。

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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。

日本市場では日銀や年金による買いが支えとなっており、
欧米の株式市場が軟調に推移するなかでも底堅い展開が続きそうです。

勿論、日経平均株価が1万8,000円に近づいた場面で
戻り待ちの売りが波及する可能性には留意すべきですので、
なるべく押し目や出遅れ銘柄を買っていく方向に動きたいです。

東京オリンピックは中止ではなく延期となるという見方が
各報道機関より伝わっていることも、
株式相場にとってはポジティブだと分析。

新型肺炎の感染拡大が深刻な
米国や欧州では景気後退の懸念が根強いですが、
イタリアの新たな死者数が2日連続で前日比で減少するなど、
ピークは過ぎ去ったとの見方もできます。

もともと国内独自の要因で下げにくいところに、
海外要因での悪材料出尽くし感が加われば
一段高にも期待ができるとして
目先の相場を見ていければと思います。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前週末比582ドル05セント高の1万8,591ドル93セントと大幅続落。

米連邦準備制度理事会（FRB）は大型支援策の第2弾を発表。

借入れコスト抑制のため債券を無制限で購入するほか、
地方自治体に確実に信用のフローが行き渡るための
プログラム創設などの対策を盛り込んでおり、
これを好感した買いは見られたものの、

新型コロナウイルスによる景気減速に対応するため
トランプ政権が打ち出した経済対策について、
野党・民主党の反対で議会と合意できなかったことが
重荷となり、売りが優勢となって終了しています。

23日はミシガン州やマサチューセッツ州が
州内の事業者に在宅勤務を命じたことも投資家心理の重荷に。

ハイテク株にも売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数は続落して終了しています。

『為替』

23日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=111円25～35銭と円安に傾倒。

運用資金を現金化するためのドル買いが引き続き見られていますが、
米連邦準備理事会（FRB）が23日朝に量的緩和策の拡大を発表し、
ドル需給逼迫が和らぐとの見方から朝方は円買いが優勢となる場面もありました。

『日経平均先物』
23日のシカゴ日経平均先物6月物は、前週末比225円高の1万7,255円と続伸。

前夜に大阪取引所の夜間取引で買われた地合いを引き継ぎ、
底堅い値動きとなりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：18,591.93　（-582.05）

・ナスダック：6,860.674　（-18.843）

・S&P500：2,237.40　（-67.52）

・為替　ドル円：110.85-110.86（+0.62）

『国内』

・日経平均株価：16,887.78（+334.95円）

・TOPIX：1,292.01（+8.79）

・日経ジャスダック平均株価：2,793.30（+8.47）

・東証マザーズ指数：560.17（+2.31）

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■本日のイベント
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『海外』

G7外相会合（テレビ会議、～3/25）
米2月新築住宅販売（23:00）

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■本日決算発表
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ハピネス＆Ｄ