7月27日(月)本日の東京市場は、米国株安を受けて軟調な展開に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■7月27日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株安を受けて軟調な展開に。
ハイテク株などが上昇一服か。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます、アナリストのkanonです。
前週末の米株式市場では、
これまで上昇基調を強めていた銘柄に対して、
決算発表を前にした持ち高整理の売りが波及。
たとえば、22日に市場予想を上回る決算を発表した
テスラ株が24日には大きく下落しています。
典型的な好材料出尽くし売りの動きと言え、
米ナスダック指数もチャートを維持して終了しているため、
ここが崩れなければ、トレンドは上向き、
すぐに値を戻す期待もできます。
日本株市場でも、本日は売りが先行しそうですが、
日銀によるETF買い期待やワクリン開発期待から
下値では押し目買いが入りやすいでしょう。
全体としては、感染第2波や、
米中対立が懸念され上値は追いにくいものの、
買われすぎている銘柄を
高値で買わないことにさえ気を付けていけば、
充分に利益を狙っていけるでしょう。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『ダウ工業株30種平均』
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比182ドル44セント安の2万6,469ドル89セントと続落。
前日夕に四半期決算と同時に、
最先端半導体の発売の遅れを発表した
インテルなどハイテク株の一角に売りが波及。
中国外務省が24日に、四川省の米国の総領事館を
閉鎖するように通知したと発表。
米中の対立激化懸念から、
中国・上海株式市場が下落したことで
投資家心理がリスクオフに傾きました。
大型株には総じて売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指数も続落しています。
『為替』
24日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円10銭~20銭と円高に傾倒。
米中対立の激化を受け、
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
24日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比200円安の2万2,340円と続落。
米中関係の悪化や米景気回復の遅れを警戒した
売りが優勢となりました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:26,469.89 (-182.44)
・ナスダック:10,363.177 (-98.240)
・S&P500:3,215.63(-20.03)
・為替 ドル円:105.97-105.98(-0.94)
『国内』
・日経平均株価:22,751.61(-132.61円)
・TOPIX:1,572.96(-9.78)
・日経ジャスダック平均株価:3,451.52(+9.19)
・東証マザーズ指数:1,012.60(+2.31)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
日銀金融政策決定会合の「主な意見」(7/14~15開催分)
『海外』
独7月Ifo景況感指数(17:00)
米6月耐久財受注(21:30)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
・【7044】ピアラ
同社株式の上場市場が
東京証券取引所マザーズ市場から
東京証券取引所市場第一部へ変更されると発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?