8月4日(火)本日の東京市場は、米国株高を受けて買いが先行する展開に。
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■8月4日 本日の見出し
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家計への現金給付決定や感染拡大ペース鈍化を好感した
米国株高を受けて、買いが先行する展開に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
前日の米国株市場では、ナスダック総合指数が
市場最高値を更新しており、
日本株市場でも好感しての買いが先行しそうです。
米国株市場では明るいニュースが2点。
7月末の失業保険など政府による景気下支え策の
期限が切れることによる
個人消費の落ち込みが懸念されていましたが、
とりあえずは家計への現金給付がまとまり、
投資家心理に安堵感を与えています。
また、感染拡大が深刻であった米南部で
感染者数の伸びが弱まったことも好感されています。
商いが増えにくい夏枯れ相場が続いておりますが、
この辺りの懸念感が晴れたため売りにくい状況で
下値は限定的として期待して見ていければと思います。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比236ドル08セント高の2万6,664ドル40セントと続伸。
ISMが発表した7月の製造業景況感指数は54.2と、
2019年3月以来の高水準となりました。
受注が一段と堅調になり、在庫が減少したことで、
製造業者の間で生産を増やす動きが広がった
結果だと見られています。
追加の米経済対策を巡って与野党の協議が難航する中で、
家計への最大1,200ドルの現金給付で合意したと伝わり、
協議の前進を受けて投資家心理が上向いた面も。
個別では中国の動画アプリTikTokの米国事業の
買収事業を進めていると発表した
マイクロソフトが上昇するなど
ハイテク株にも引き続きの買いが優勢となり、
ナスダック総合株価指数も続伸しています。
『為替』
3日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円90銭~106円00銭と円安に傾倒。
米株式市場が上昇したことで、
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
3日のシカゴ日経平均先物9月物は前週末比465円高の2万2,385円と反発。
景気回復期待から米国株が上昇したことで、
日経平均先物にも買いが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,664.40 (+236.08)
・ナスダック:10,902.797 (+157.522)
・S&P500:3,294.61(+23.49)
・為替 ドル円:106.00-106.01(+0.11)
『国内』
・日経平均株価:22,195.38(+485.38円)
・TOPIX:1,522.64(+26.58)
・日経ジャスダック平均株価:3,401.40(+36.33)
・東証マザーズ指数:994.98(+36.75)
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■本日の予定
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『国内』
7月都区部消費者物価指数(8:30)
7月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
『海外』
米6月製造業受注(23:00)
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■本日の決算発表
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ソニー、ダイキン、三菱UFJ、アステラス薬、クボタ、SUBARU、
オリックス、旭化成、CTC、ヤマハ、日本製鉄、三菱ケミHD、丸紅、
ミネベアミツミ、リコー、カカクコム、住友化、ブラザー、王子HD、
ファンケル、ニチレイ、山崎パン、JR九州、タカラバイオ、日光電、
双日、スシローGHD、東建物、戸田建、日触媒、東海カ、NOK、
長瀬産、五洋建、ナカニシ、サンリオ、GSユアサ、ノジマ、
フジミインコ、アクシアル、ゼリア新薬、サンゲツ、いなげや、JCU、
あらた、イリソ電子、日曹達、オカムラ、日管財、長府製、ヨコオ、
サンケン電、ノリタケ、タムロン、三井倉HD、トピー
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■本日の注目銘柄
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・【3696】セレス
株式会社トリドリと資本業務提携を締結したと発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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