市況用

3月10日(火)本日の東京市場は、米国株の下落を受けて大きく売りが先行する展開に。

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■3月10日 本日の見出し
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米国株の下げ幅は2,000ドルを超え過去最大に。
本日の日本株市場でも大きく売りが先行する展開に。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、kanonです。

前日のNYダウは2,000ドルを超える下げ幅を記録し、
サーキットブレーカーが発動する場面も。

新型肺炎の感染拡大懸念に加えて、
OPECプラスの協調減産が終了する見通しとなり、
NY原油先物が25%下落したことも要因です。

原油相場の下げ幅は湾岸戦争が起きた、
29年ぶりの大きさとなっています。

歴史的な暴落相場となっており、
米株式市場でサーキットブレーカーが発動されたところを見ると、
投資家心理が好転し、相場が上昇基調になるには
かなり時間を要しそうです。

中長期的な「弱気相場」入りも意識されるでしょう。

また、底値を見極めるにしても、
ファンダメンタルズやテクニカル指標が
ほとんど機能しない状況。

本日に限っては、大幅安で寄り付いた後
1万9,000円どころで下げ渋り、
下げ幅を縮小する期待もできますが、

大きく買いに入るのはリスクが高いとして
デイトレードや打診買いにとどめるのがいいでしょう。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前週末比2,013ドル45セント安の2万3,851ドル33セントと続落。

新型コロナウイルスへの懸念で相場が不安定なところに、
原油先物相場の急落も重なり、下げ幅は過去最大となりました。

原油相場が急落したことを受けて
エネルギー企業の資金繰りが悪化し、
社債の債務不履行が増えかねないとの
懸念も強まり、売りにつながっています。

米株の変動性指数(VIX)は一時、
前週末より5割近く高い62.12まで上昇。

ナスダック総合株価指数も続落しています。

『為替』

9日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=102円30~40銭と円高に傾倒。

新型コロナウイルスの世界的なまん延や原油相場の急落を受け、
リスクオフの円買いが進みました。

『日経平均先物』

9日のシカゴ日経平均先物3月物は、前週末比1,555円安の2万8,875円と急落。

米国株価指数の下落を受けて日経平均先物も軟調です。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:23,851.02 (-2,013.76)

・ナスダック:7,950.676 (-624.942)

・S&P500:2,746.56 (-225.61)

・為替 ドル円:102.52-102.53(+0.30)

『国内』

・日経平均株価:19,698.76(-1,050.99円)

・TOPIX:1,388.97(-82.49)

・日経ジャスダック平均株価:3,095.61(-216.65)

・東証マザーズ指数:646.20(-69.80)

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■本日のイベント
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『国内』

2月マネーストック(8:50)
2月工作機械受注(15:00)
5年国債入札

『海外』

国2月生産者物価指数(10:30)
中国2月消費者物価指数(10:30)
米大統領選挙予備選(ミシガン州)

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■決算発表銘柄
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くら寿司、菱洋エレク、サトウ食品、アマガサ、
グッドコムA、日東網、SYSHD、トビラシステム、
不二電機、Casa、浜木綿、ミロク

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