5月20日(木)仮想通貨の下落が投資家心理を悪化させる要因に。
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■5月20日 本日の見出し
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仮想通貨の下落が投資家心理を悪化させる要因に。
売り先行後、軟調揉み合いとなるか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
昨夜の市場では、仮想通貨が大きく売られ、
株式市場へもリスクオフムードが波及。
米国株市場では、4月下旬以降の上昇が目立っていた
景気敏感株にも利益を確定する売りが見られています。
この流れを引き継いで、
本日は日本株市場でも売りが先行する展開となるでしょう。
ただ、ナスダック指数の下げ幅は-0.03%に留まっておりますので、
押し目買いは入りやすく、売り一巡後は
下値で揉み合うような展開になりやすいと分析。
個別銘柄に物色の矛先が向く期待もできるでしょう。
短期的にはこれまで買われすぎた資産への
調整色が強まっていますが、
企業業績はこれから上向いていくと見通しですから、
押し目買い意欲は続くと見られます。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比164ドル62セント安の3万3,896ドル04セントと続落。
仮想通貨の下落を受けて、投資家心理が悪化し、
関連銘柄を中心に売りが優勢となりました。
また米FRBが公表したFOMCの議事要旨に、
資産購入の縮小の議論を始める可能性を示唆する
内容があったことも嫌気されています。
ナスダック総合指数も小幅に続落して終了。
『為替』
19日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円15~25銭と円安に傾倒。
米FRBが今後資産購入を縮小する可能性が意識され、
米長期金利が上昇、日米金利差の拡大を見込んだ円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
19日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比195円安の2万7,935円と反落。
仮想通貨安を受けて、
株式市場でもリスクオフムードが波及しています。
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■本日の予定
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『国内』
4月貿易収支(8:50)
3月機械受注(8:50)
4月首都圏マンション発売(13:00)
『海外』
米5月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米20年国債入札
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■本日決算発表
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東京海上、MS&AD、SOMPOHD、
東北新社、FRONTEO
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:33,896.04(-164.62)
・ナスダック:13,299.737(-3.899)
・S&P500:4,115.68(-12.15)
・ドル円:109.21-109.23(+0.14)
+
『国内』
・日経平均株価:28,044.45(-362.39)
・TOPIX:1,895.24(-28.88)
・日経ジャスダック平均株価:3,813.26(+11.82円)
・東証マザーズ指数:1,092.07(+22.57)
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■本日の注目銘柄
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・【9412】スカパーJSATホールディングス
NTTと同社が提携し、「宇宙でデータ処理をする
仕組みの実用化に乗りだす」と伝わる。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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