6月17日(水)本日の東京市場は、地政学リスクや、北京の感染拡大が懸念材料も押し目買いは入りやすい。
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■6月17日 本日の見出し
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地政学リスクや、北京の感染拡大が懸念材料も
押し目買いが入りやすい地合いは継続か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
本日は前日に大幅高となった影響で、
利益を確定する売りが先行する展開となりそうです。
また、北朝鮮が開城にある
南北共同連絡事務所を爆破したと伝わっていることや、
北京で感染者数が増えていることは懸念材料。
とはいえ、昨日上げ幅を拡大していた
景気敏感株などに利益確定売りが出る分、
新興市場などの銘柄に資金が循環する期待もできます。
昨夜に米国で発表された5月の小売売上高は、
過去最大の伸びとなり、景気回復が期待されている状況ですので
投資家心理はどちらかというと楽観に傾いており、
押し目買いが入りやすい地合いと言えるでしょう。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比526ドル82セント高の2万6,289ドル98セントと大幅続伸。
朝方に発表された5月の米小売売上高が過去最大の伸びとなり、
景気改善を期待した買いが優勢となりました。
ただ、新型コロナウイルス感染拡大第2波への警戒は残り
上値では売りが出て、上げ幅を縮小する場面も見られています。
主力ハイテク株にも買いが優勢となり、
ナスダック総合指数も大きく下落しています。
『為替』
16日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=107円30~40銭と前日比でほぼ横ばいの推移となっています。
5月の米小売売上高の急増や米株高を受け、
低リスク通貨とされる円は売りが先行も
パウエルFRB議長が議会証言で米景気回復に慎重な認識を示すと、
円は下げ渋る展開となりました。
『日経平均先物』
16日のシカゴ日本株市場で日経平均先物6月物は
前日比で430円高の2万2,345円と反発。
朝方発表の5月の米小売売上高が前月比17.7%増と過去最大の上げ幅を示し、
景気回復への期待から買いが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,289.98 (+526.82)
・ナスダック:9,895.867 (+169.844)
・S&P500:3,124.74 (+58.15)
・為替 ドル円:107.38-107.40(+0.06)
『国内』
・日経平均株価:22,582.21(+1,051.26円)
・TOPIX:1,593.45(+62.67)
・日経ジャスダック平均株価:3,442.69(+63.85)
・東証マザーズ指数:1,001.28(+43.00)
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■本日の予定
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『国内』
5月貿易収支(8:50)
5月訪日外客数
『海外』
パウエルFRB議長による議会証言(米下院)
米5月住宅着工件数(21:30)
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■本日決算発表
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NTN、電業社、アーレスティ
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