11月13日(金)本日の東京市場は、新型コロナウイルスへの警戒感が強まり、売り優勢。
┏━━━━━━━━━━━
■11月13日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
新型コロナウイルスへの警戒感が強まる。
週末を控えて利益を確定する売りも出やすい。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます。アナリストのKanonです。
米国では、新型コロナウイルスへの
警戒感が再度強まっております。
そうしたなかで、本日は日本株市場でも
利益を確定する売りが優勢となりそうです。
ただ、業績面に底入れ観測の出てきている銘柄に
押し目買いが入りやすいと見ているほか
日銀によるETF買いも支えになると分析しており、
下値目途は2万5,200円近辺になるのでは
ないかと見ています。
現在のように急速に相場が上昇した際は、
短期的には大きな調整を挟むことが多いですが、
調整が本格化するのは、高値圏で数日揉み合って
天井形成を確認してからになることがほとんどです。
過去の傾向に従えば、
週明けにかけては高値圏で乱高下、
企業決算が一巡して売買材料がなくなってくる
来週中盤当たりで一旦調整を挟むような
値動きになる可能性が高いでしょう。
こうした相場の波に乗れるように
短期目線での売買推奨も行っていければと思います。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
12日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比317ドル46セント安の2万9,080ドル17セントと続落。
米国で新型コロナウイルスの
新規感染者の増加基調が続いており、
景気敏感株に売りが優勢となりました。
12日に、バイデン次期大統領の
新型コロナ対策のアドバイザーが
「全米で4~6週間のロックダウン(都市封鎖)が
必要になるかもしれない」と述べたことも
投資家の警戒感を強めています。
追加経済対策について与野党の溝が大きく、
米CNBCが「数ヶ月以内の成立は難しい」と
報じたことも投資家心理を冷やす要因となりました。
ナスダック総合株価指も反落して終了。
『為替』
12日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円10~20銭近辺と円高に傾倒。
米国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
目先の景気懸念が強まっています。
『日経平均先物』
12日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比300円安の2万5,280円と続落。
新型コロナウイルスの感染再拡大による
景気リスクへの警戒感から売りが優勢となっています。
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:29,080.17(-317.46)
・ナスダック:11,709.589(-76.842)
・S&P500:3,572.66(+27.13)
・為替 ドル円:105.41-105.43(+0.02)
『国内』
・日経平均株価:25,520.88(+171.28円)
・TOPIX:1,726.23(-2.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,602.49(+1.14円)
・東証マザーズ指数:1,221.46(+17.62)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
オプションSQ
『海外』
米10月生産者物価指数(22:30)
┏━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━
三菱UFJ、三井住友、SMC、ゆうちょ、日本郵政、日ペイントH、
オリンパス、大塚HD、第一生命、かんぽ、ヤクルト、アサヒインテック、
T&DHD、オープンハウス、マツモトキヨシ、ゼンショーHD、京都銀、
セイノーHD、チェンジ、BASE、浜ゴム、ガンホー、上組、DIC、
TOYOTIRE、東映、戸田建、アルバック、山口FG、ミルボン、
メドレー、Dガレージ、オプティム、ADEKA、HENNGE、サイバダイン、
東和薬品、ヘリオス、ジーエヌアイ、ギフティ、Chatwork、カオナビ、
MTG、ニューラル、ウェルビー、ロコガイド、サイバセキュリ、日本情報、
アイキューブ、BUYSELL、Ine、KIYO、トヨクモ、コマースワン、
ウィルズ、ジモティー、コパ、フィーチャ、AI CROSS、インテM、
ユナイト&グロ、キッズスマイル、LPF、アディッシュ、INC
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【4399】くふうカンパニー
21年9月期は前期比27.7%増の3億円に拡大を見込み、
2期ぶりに過去最高益を更新する見通し。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?