8月27日(木)本日の東京市場は、ジャクソンホール会合を前に手控えムードか。
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■8月27日 本日の見出し
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ワクチン開発、景気回復期待で前日の米国株は上昇。
ジャクソンホール会合を前に手控えムードか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。
ワクチン開発、景気回復、金融政策の
3つへの期待感が相場の支えとなっており、
前日の米国株市場は上昇。
日本株市場でも底堅い展開に期待ができるでしょう。
一方で、今日明日はジャクソンホール会合を控え
金融政策の先行きを見極めたいとして
上値は限定的になりやすいと見ています。
この会合では、市場全体に
ショックを与えるような材料は
出てきにくいと見られますが、
ジャクソンホール前後での金利や為替の動きよっては、
ハイテク株の利食い売りを促したり、
円高が進行することも考えられますので、
多少持ち高を整理しておければと思います。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比83ドル48セント高の2万8,331ドル92セントと反発。
バイオ製薬のモデルナは26日、
コロナワクチンの臨床試験(治験)で
中高年層の被験者でも年齢が低い被験者と
同等の効果が確認されたと発表され、
治療が順調に進んでいるとして市場心理の支えとなっています。
7月の米耐久財受注は大幅増に加し、
前月比での増加率はエコノミスト予想の倍を上回りました。
これにより景気の先行き警戒感が和らいだ上に、
FRBのボウマン理事が経済活動の全面回復には
なお時間がかかるとして、FRBとして回復を支援していくと
改めて明言したことも好感されています。
ハイテク株にも買いが優勢となり、
ナスダック総合株価指数は連日で過去最高値を更新しています。
『為替』
27日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円95銭~106円05銭と円高に傾倒。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が
27日の講演で低金利政策の長期化を示すとの観測が広がり、
円には買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
27日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比20円安の2万3,280円と小幅に下落。
為替がやや円高方向に動いたことが重荷となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,331.92 (+83.48)
・ナスダック:11,665.060 (+198.588)
・S&P500:3,478.73(+35.11)
・為替 ドル円:105.87-105.89(+0.43)
『国内』
・日経平均株価:23,290.86(-5.91円)
・TOPIX:1,624.48(-0.75)
・日経ジャスダック平均株価:3,545.07(+21.79)
・東証マザーズ指数:1,150.19(+16.97)
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■本日の予定
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『国内』
2年国債入札
『海外』
米4-6月期GDP改定値(21:30)
米7月NAR仮契約住宅販売指数 (23:00)
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会議(~8/28、オンライン開催)
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■本日決算発表
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凸版印、DMG森精、DyDo、明星電、
ルックHD、太陽工機、コスモス電
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■本日の注目銘柄
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・【6925】ウシオ電機
東芝ライテックと
紫外線除菌・ウイルス抑制装置を共同開発すると発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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