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9月7日(月)本日の東京市場は、米休場で様子見ムードが強まりやすい。

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■9月7日 本日の見出し
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米休場で様子見ムードが強まりやすい。
バリュー株優位な展開が続きやすいか。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。

前週末の米国株市場ではハイテク株売りが続き、
ナスダック指数は25日移動平均線を割り込んで
下げ幅を拡大する場面も見られました。

一方で、金融株や景気敏感株などには
買いが入っていたため、
「世界の景気敏感株」とも呼ばれ
現金保有比率が高く、割安感の強い日本株は
相対的に強い展開に期待ができるでしょう。

また、本日は米国株市場がレーバーデーの休日ですので、
様子見ムードが強まりやすいと見られますが、

先週末の米国株市場では、ダウ平均、ナスダック指数が
25日移動平均線を回復して終了しており
今回の急落については押し目との見方もできます。

米国株市場の休場明けに向けて、
チャートが崩れていない銘柄などには
打診買いを入れていって良い場面だと見ています。

万が一、相場が続落した際に
損失を限定するためのポイントとしては、
なるべく割安な銘柄を選ぶことも重要になるでしょう。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比159ドル42セント安の2万8,133ドル31セントと続落。

朝方発表の8月雇用統計で失業率が8.4%と
7月(10.2%)から低下し、
市場予想(9.8%)も下回る結果に。

これを受けて米長期金利が上昇し、
過熱感が警戒されていたハイテク株には
3連休を控えていたこともあり、
利益確定や持ち高調整の売りが優勢となりました。

ダウ平均は一時600ドルを超える下げ幅となりましたが、
金融など景気敏感株は堅調な推移を見せています。

ナスダック総合株価指数は続落し、
2日に付けた過去最高値からの下落率は
2日間で10%近くに達しています。

『為替』

4日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円20銭~30銭と円安に傾倒。

8月の米雇用統計が市場予想以上に改善し、
円売りを誘っています。

『日経平均先物』

4日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比80円高の2万3,175円と小幅反発。

朝方発表になった8月の米雇用統計が市場予想を上回り、
米株とともに買いが先行する展開となりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:28,133.31 (-159.42)

・ナスダック:11,313.135 (-144.966)

・S&P500:3,426.96(-28.10)

・為替 ドル円:106.25-106.26(+0.09)

『国内』

・日経平均株価:23,205.43(+260.10円)

・TOPIX:1,616.60(-14.64)

・日経ジャスダック平均株価:3,530.10(-20.33)

・東証マザーズ指数:1,139.90(-30.57)

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■本日の予定
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『国内』

7月景気動向指数(14:00)

『海外』

中国8月貿易収支
休場:米国(レーバーデー)

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■本日決算発表
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ファーマフーズ、アスカネット、萩原工業、
トーホー、学情、インスペック

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■本日の注目銘柄
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・【7987】ナカバヤシ

店舗向け飛沫対策用透明
アクリルパーティション2種を発売。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。

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