4月27日(月)本日の東京市場は、米株式市場の上昇を好感し買いが先行する展開に。
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■4月27日 本日の見出し
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米株式市場の上昇を好感し買いが先行する展開に。
連休を控え持ち高を傾けにくい中で個別物色か。
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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。
前週末の米株式市場の上昇を好感して、
本日は買いが先行する展開となりそうです。
新型肺炎に関して国内は
まだ不透明感の強い状況が続いていますが
欧米ではロックダウンの解除に向かう動きが見られ
ポジティブに捉えられています。
また、本日昼頃まで開かれる日銀の金融政策決定会合では、
「年間80兆円をめど」としてきた国債の購入額について
制限なく必要な量を購入する案や
社債などの買い入れ枠の倍増について議論される見通し。
市場予想通りであれば反応は限定的となりそうですが、
金融政策への期待感は一定の支えになりそうです。
一方で、大型連休を控え、持ち高を傾けにくい面も。
全体としては、連休に向けて薄商いのなかで小動き、
個別では、値の軽い新興株などに
物色の矛先が向く展開に期待ができるでしょう。
今週は、ギリアド・サイエンシズの
新型コロナ治療薬を巡る報道や
北朝鮮の情勢を注視していきたいです。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比260ドル01セント高の2万3,775ドル27セントと続伸。
サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコは、
予定より早く原油生産の削減を開始し、
原油相場が上昇したことが好感されています。
業績懸念の後退から石油の
シェブロンやエクソンモービルが買われたほか、
化学、銀行などの景気敏感株も上昇。
ただ、航空機のボーイングが大幅安となったことで
ダウ平均は下落に転じる場面も見られました。
大型ハイテク株も軒並み買われ、
ナスダック総合株価指数も上昇して終了。
『為替』
24日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円45銭~55銭と円高に傾倒。
週末とあって、最近下げが目立っていたユーロに買い戻しが入り、
英ポンドや円も連れ高しています。
『日経平均先物』
24日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比75円高の1万9,430円と続伸。
米原油相場の続伸を受けて投資家心理が改善しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:23,775.27 (+260.01)
・ナスダック:8,634.520 (+139.767)
・S&P500:2,836.74 (+38.94)
・為替 ドル円:107.46-107.47(-0.23)
『国内』
・日経平均株価:19,262.00(-167.44円)
・TOPIX:1,421.29(-4.69)
・日経ジャスダック平均株価:3,081.39(-2.42)
・東証マザーズ指数:742.66(+4.11)
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■本日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
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■本日決算発表
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第一三共、花王、JR東海、京セラ、日立ハイテク、キッコーマン、
ルネサス、日東電、積水化、JSR、スタンレ電、きんでん、日野自、
イビデン、アンリツ、相鉄HD、松井証、コクヨ、インフォコム、
新電工、メタウォーター、アンジェス、信越ポリ、前田工繊、
四国化、メルコ、SBテクノロジ、不二家、神奈交、多木化、J・TEC、
FTEC、ピーシーエー、さくら、アサックス、三谷産、杉本商、
日精線、コア、CIJ、東光高岳、SPK、正興電機、川重冷、
キムラユニティー、エスティック
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