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知らないとマズい?株式投資初心者向け「サイコロジカルライン」とは

こんにちは、アナリストのKanonです。

今回は「サイコロジカルライン」
サイコロと呼ばれることがあります。

これは【1~6の賽の目】をみて分析する手法

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・・・ではありません。

投資家心理を数値化した指標となります。

例えばですが、

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ルーレットを行い10連続で「赤」に玉が落ちたとします。
次の11回目は「赤」と「黒」どっちに落ちるとおもいますか?
※「00」はカウントしないものとします。

・・・・・・

・・・・

・・

たくさんの人が「黒」、
「今度こそ黒!」と思うのではないでしょうか?

10連続で赤が出る確率は1024分の1です。

理論的に考えて11連続で赤が出る確率は2048分の1

次の一回で黒が出る確率は2分の1

それは『次こそは黒だ!!』
と思ってしまいますよね。

しかし次の一回で赤が出る確率も
2分の1という事を私たちは見失っているのです。

これが心理です。

投資の世界でも同じことを
言えるケースが多々あるんです。

買いが続けば

そろそろ売られるんじゃないか??

という心理。

売りが続けば

そろそろ買われるんじゃないか?

という心理


この心理状態を簡単に数値化したものが
サイコロジカルラインです。

基本的に12営業日の中で
上昇した日数の割合で判断します。

計算式にすると

(12営業日内で上昇した日数)÷12×100%

0~100%の間で推移し

売りサイン
75%以上まで数値が上がると買われすぎ ⇒ 売

買いサイン
25%以下まで数値が下がると売られすぎ ⇒ 買

という判断です。

12営業日という事もあり、
短期売買での判断にやくにたちますが、

元々測れない心理という感情を
おおよそで数値化したものとなりますので

信頼性という点ではほかのオシレータ系指標と比べると
どうしても大雑把な印象にはなってしまいますが、
大衆心理の的を得た数値でもあることも事実です。


ではチャート(日足)で見てみましょう。

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サイコロジカルラインがこちら

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なかなか25%以下にも75%以上にも
いかないことがわかりますね。

他の指標と合わせて精査することで
ある程度の売買判断材料になってきます。

売買判断を鋭くしていくためにも、
テクニカル分析の指標内容を知っておくことで
幾分もライバル投資家に差をつけることが出来るでしょう。

心理を読み取るテクニカル手法もある
という事を覚えていただければと思います。

投資家心理で相場は動いたりもしますからね!

それでは今回は短いですがこの辺で、
お読みいただきありがとうございます。

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