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3月25日(水)本日の東京市場は、米株式市場の上昇を好感して、買いが先行する展開に。

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■3月25日 本日の見出し
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米株式市場の上昇を好感して、買いが先行する展開に。
一定の水準では戻り売りが出る可能性も。

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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。

昨夜は米国株市場でも悪材料出尽くし感や
各中央銀行による金融政策、各国の経済対策への期待から
売り方の買い戻しを巻き込み上げ幅を拡大する展開となりました。

勿論コロナウイルスが経済に悪影響を与えるとの
根本的な懸念がなくなったわけではなく、
自律反発の域を出ないとの見方もされています。

3月期決算企業の配当権利取りの買いも意識され
今週いっぱいは比較的堅調な展開に期待ができますが、
週明け以降の再反落には注意すべきでしょう。

足元の下落で捕まっている銘柄がある場合、
日経平均株価が1万9,000円近辺を抜けるかどうか見極めつつ
反発して損が少ない局面で
一旦整理しておくのも手だと見ております。

日経平均株価はチャート面では
2万円近辺までの上昇にも期待ができますが、
上げ止まれば戻り売りにより大きく反落してまう可能性があります。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比2万0,704ドル91セント高の2万0,704ドル91セントと大幅反発。

新型コロナウイルスに対応した大規模な経済対策を巡り、
野党・民主党のペロシ下院議長が共和党指導部との合意に
楽観を示したと伝わり、買いが先行する展開となりました。

経済対策は2兆ドル前後となる見込みで、
米景気の急激な落ち込みが緩和されるとして期待されています。

米連邦準備理事会(FRB)が
国債や不動産ローン担保証券(MBS)の資産購入を
無制限にすることを決めたうえ、
社債市場への資金供給の開始を発表するなど
金融緩和策をへの期待も投資家心理の支えに。

アナリストが投資判断を引き上げた半導体株などに買いが入り、
ナスダック総合株価指数は反発して終了しています。

『為替』

24日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=111円15~25銭と円高に傾倒。

米連邦準備理事会(FRB)が23日に量的緩和の拡大を決め、
ドル需給の逼迫観測が和らぐとして、円買いがやや優勢となりました。

『日経平均先物』

24日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比1,695円高の1万8,950円と大幅続伸。

日本時間24日の大取で買われた地合いを引き継ぎ、
04年上場以来、過去最大の上げ幅を記録しています。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:20,704.91 (+2,112.98)

・ナスダック:7,417.857 (+557.183)

・S&P500:2,447.33 (+209.93)

・為替 ドル円:111.18-111.19(+0.66)

『国内』

・日経平均株価:18,092.35(+1,204.57円)

・TOPIX:1,333.10(+41.09)

・日経ジャスダック平均株価:2,887.05(+93.75)

・東証マザーズ指数:605.35(+45.18)

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■本日のイベント
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『国内』

日銀金融政策決定会合の主な意見(3/16開催分)

『海外』

独3月Ifo景況感指数(18:00)
米2月耐久財受注(21:30)
米1月FHFA住宅価格指数(22:00)

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