4月24日(金)本日の東京市場は、前日終値よりやや安い水準で揉み合う展開を想定。
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■4月24日 本日の見出し
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先行き不透明感から売り先行後、
前日終値よりやや安い水準で揉み合う展開を想定。
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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。
本日の日本株市場では売りがやや優勢となりそうです。
昨夜の米国株は、
経済再開期待から買いが先行したものの、
ギリアド・サイエンシズ社の新型コロナ治療薬の
効果に不透明感があるなどの報道が材料視され
伸び悩んで終了しています。
また、取引終了後に、半導体の米インテルが
2020年の通期業績見通しを取り下げたことも
半導体関連の重荷となりそうです。
一方で、日銀が「現在年80兆円としている
国債の購入額のめど撤廃で必要な量を制限なく買えるようにし、
コマーシャルペーパー(CP)や社債については
購入上限額を倍増する方向で調整している」と伝わっており、
金融政策への期待は株価の下支えとなるでしょう。
とはいえ週末を控えますから、新たに買い付ける動きは限定的で
前日終値よりやや安い水準で揉み合う展開を想定しております。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比39ドル44セント高の2万3,515ドル26セントと小幅続伸。
米原油先物相場の連日の急騰や
米経済活動の再開期待から寄り付きでは買いが先行。
しかし、午後にバイオ製薬のギリアド・サイエンシズが
手掛ける新型コロナウイルス治療薬の臨床圏を巡る懸念が伝わると
急速に伸び悩む展開となりました。
新型肺炎に関する不透明感が続くなかで、
相場全体としては上値が追いにくく
銘柄選別の動きが見られています。
主力ハイテク株が伸び悩んだことで、
ナスダック総合株価指数はほぼ横ばいで終了。
『為替』
23日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円55銭~65銭と円高に傾倒。
新型コロナウイルス治療薬を巡っての不透明感から
リスク回避の円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
23日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比90円高の1万9,355円と続伸。
米国株につられる形で買いが先行したものの、
伸び悩んで終了しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:23,515.26 (+39.44)
・ナスダック:8,494.753 (-0.626)
・S&P500:2,797.80 (-1.51)
・為替 ドル円:107.60-107.61(-0.03)
『国内』
・日経平均株価:19,429.44(+291.49円)
・TOPIX:1,425.98(+19.08)
・日経ジャスダック平均株価:3,083.81(+36.748)
・東証マザーズ指数:738.55(+23.256)
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■本日決算発表
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ファナック、エムスリー、アドバンテ、MonotaRO、
富通ゼネ、アマノ、沖縄セルラー、カワチ薬品、
アイチコーポ、未来工業、エンプラス、日車輌、
サーティワン、モーニングスタ、ジェコス、岩井コスモ、
NTTDIM、伊勢化、FFE&C、JFEコンテナ、東洋機械、
イーブック、小野測、Sシャワー、日鋳造、
太洋工業、環境管理、東邦レマック、篠崎屋
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■本日の予定
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『国内』
3月全国消費者物価指数(8:30)
3月企業サービス価格指数(8:50)
『海外』
独4月Ifo景況感指数(17:00)
米3月耐久財受注(21:30)
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