11月25日(水)ダウ平均3万ドル突破を好感し堅調な相場展開に。
┏━━━━━━━━━━━
■11月25日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
ダウ平均は3万ドルを突破。
日本株市場でも幅広い銘柄に買い優勢か。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます。Kanonです。
前日のNYダウ平均が3万ドルを突破したことを好感し、
本日の日本株市場でも買いが先行しそうですが、
今朝時点での日経平均先物価格である2万6,500円近辺は
さすがに短期的な過熱感が強まりやすい水準だと分析。
朝方寄り付いた後には、
利益を確定する売りが出やすいと見ており、
高値掴みには注意したいところです。
また、市場はバイデン政権への移行を好感しているほか
新型コロナウイルスも関する悪材料も
全て出尽くしたような動きを見せており、
「サウジアラビアの石油施設がイエメンの
反政府武装勢力フーシによるミサイル攻撃を受けた」
といった地政学リスクが新たな悪材料として挙げられています。
堅調な相場のなかでこうした地政学リスクが
「売り材料」として意識されるのは、
2020年始め頃の新型コロナ感染拡大前
以来ではないでしょうか。
金融緩和の分、一段高となりながらも
「半年先を織り込む」と言われる株式市場は
新型コロナがない状態を想定して動いているようです。
来年以降の消費の「反動増」による
収益回復に期待ができる銘柄への買いも強まっており、
こうした前提の元であればまだ買える余地のある
銘柄も多いため、しばらくは指数は高値圏で推移し、
循環物色が進む可能性が高いと見ています。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
24日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比454ドル97セント高の3万0,046ドル24セントと続伸。
バイデン次期政権への政権移行が
円滑に進むとの観測が強まり、
投資家心理が上向いたことで
幅広い銘柄に買いが入りました。
ワクチン開発により来年にかけて
経済活動が正常化するといった
思惑も買い材料となっています。
主力ハイテク株にも買いが優勢となり、
ナスダック総合株価指も続伸して終了。
『為替』
24日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=104円40~50銭近辺と円高に傾倒。
バイデン次期政権への移行作業が始まったことで、
米国政治への不透明感が後退し、
流動性が高くリスク回避時に買われやすい
ドルには売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
24日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比535円高の2万6,470円と続伸。
ダウ平均が上げ幅を拡大したことで
日経平均先物にも買いが優勢となっています。
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:30,046.24(+454.97)
・ナスダック:12,036.785(+156.151)
・S&P500:3,635.41(+57.82)
・為替 ドル円:104.53-104.55(+0.07)
『国内』
・日経平均株価:26,165.59(+638.22円)
・TOPIX:1,762.40(+35.01)
・日経ジャスダック平均株価:3,619.74(+35.39円)
・東証マザーズ指数:1,225.21(+26.85)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
40年国債入札
『海外』
米7-9月期GDP改定値(22:30)
米10月耐久財受注(22:30)
米10月個人消費支出・個人所得(11/26 0:00)
米10月新築住宅販売(11/26 0:00)
FOMC議事録(11/4~11/5開催分)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【9878】セキド-
韓国の化粧品製造・販売企業である
L&P COSMETICと合弁会社を設立。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?