3月9日(月)本日の東京市場は、新型肺炎の影響が懸念され、軟調な展開が続く。
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■3月9日 本日の見出し
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新型肺炎の影響が懸念され、軟調な展開が続く。
日経平均株価は2万円を割り込んで推移か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、kanonです。
日本政府は9日午前0時に、
感染が広がる中国と韓国からの入国を
制限する措置を一斉に発動。
イタリア政府も8日に、
経済都市ミラノを含む北部を広範囲に
封鎖する措置に踏み切っており、
企業活動に影響が出るとして懸念されています。
日経平均先物は本日早朝の
米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で
2万円を下回っており、
本日は寄り付きから
狼狽売りが加速する展開となるでしょう。
為替も1ドル=103円台で推移、原油価格も急落と
世界的に相場はショック状態に陥っています。
余力をきちんと残されているのであれば、
この下げはチャンスとして捉えていただいて、
底打ちを見極めつつ買いに入っていきたいです。
週内に買い場が到来することを期待していますが
相場状況を見ていかないと何とも言えませんので、
様子を見つつお伝えしていきます。
こういった相場の時は、成長株よりも
配当利回りの高い割安大型株など
狙っていくのがいいでしょう。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比256ドル50セント安の2万5,864ドル78セントと続落。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、
景気や企業業績への懸念が一段と強まったことで、
リスクオフの動きが継続しています。
安全資産とされる米国債への買いが進み、
米長期金利が過去最低を更新。
利ざやの悪化が嫌気されたことで
金融株に売りが膨らむ展開となりました。
また、石油輸出国機構(OPEC)と
非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の6日の協議で、
サウジアラビアが提案した日量150万バレルの
追加減産案をロシアが拒否し、交渉が決裂、
2017年から続いた協調減産が
今月限りで終了することとなったこともあり、
原油価格が下落、石油株も大幅安となっています。
朝方発表の2月の米雇用統計では、
非農業部門の雇用者数が前月比で27万3,000人増と
市場予想を上回りましたが、
先行きへの警戒感の方が強く材料視しての取引は限定的に。
ダウ平均は一時894ドル安まで下げ幅を拡大しましたが、
週末を前に多くの投資家が売り持ち高を整理したと見られ、
引けにかけて下げ幅を縮小して終了しています。
主要ハイテク株にも売りが膨らみ、
ナスダック総合株価指数も下落しています。
『為替』
6日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円30~40銭と円高に傾倒。
米国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、
リスクオフの円買いが優勢となっています。
『日経平均先物』
6日のシカゴ日経平均先物3月物は、前日比360円安の2万0,430円と続落。
新型肺炎の感染拡大を懸念した売りが続いております。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,864.78 (-256.50)
・ナスダック:8,575.618 (-162.977)
・S&P500:2,972.37 (-51.57)
・為替 ドル円:103.93-103.94(-1.86)
『国内』
・日経平均株価:20,749.75(-579.37円)
・TOPIX:1,471.46(-44.25)
・日経ジャスダック平均株価:3,312.26(-74.32)
・東証マザーズ指数:716.00(-27.13)
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■本日のイベント
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『国内』
1月経常収支(8:50)
10-12月期GDP改定値(8:50)
2月景気ウォッチャー調査(14:00)
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■決算発表銘柄
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学情、萩原工業、ベルグアース、Bガレージ、
ミライアル、日本スキー、ライクキッズ、
B&P、ウイルコHD
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