8月14日(金)本日の東京市場は、週末を控え、利益を確定する売りが優勢に。
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■8月14日 本日の見出し
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週末を控え、利益を確定する売り優勢も、
一部のハイテク株などに物色の矛先が向く展開に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
前日の米国株市場では今週堅調だった
バリュー株に売りが波及し、NYダウ平均は反落。
とはいえ、週間の新規失業保険申請件数が
市場予想よりも減少し、コロナ後で初めて100万件を下回るなど
景気の先行きについては明るいムードが続いています。
S&P500種株価指数が過去最高値を上回ったこともあり
達成感から利益を確定する売りが
出やすかったことが反落の主な要因でしょう。
少し「踊り場」のような局面が訪れる可能勢もありますが、
揉み合いながらも上振れていく期待は十分できますので、
下値を拾っていければと思います。
また、個別株の話になりますが、前日には米メディアが
「アップルの提供するサービスをまとめて利用できる
サブスクリプション(定額課金)プランを
近く発表する」と報じています。
アップルはこれまでパソコンや
スマートフォンの開発・販売で成長してきた同社ですが、
形には見えないサービスで
更なる成長余地を打ち出している点に時代の変化を感じますね。
こうした変化にきちんと対処できる企業は
やはり中長期的に高いリターンに期待ができそうです。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比80ドル12セント安の2万7,896ドル72セントと反落。
新型コロナウイルスに関する追加の経済対策を巡って、
トランプ政権と米議会の与野党の協議には目立った進展がなかったことで
経済の先行き不透明感が強まりました。
一方でハイテク株には買いが続き、
ナスダック総合株価指数は続伸して終了。
『為替』
13日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円90銭~107円00銭と円安に傾倒。
米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売りが先行も、
米国の追加の経済対策を巡る不透明感から
ダウ平均が下落したことで、円は底堅く推移しております。
『日経平均先物』
13日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比5円高の2万3,195円と続伸。
円安進行を好感する買いが入った一方で、
ダウ工業株30種平均が反落し上値を抑えています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,896.72 (-80.12)
・ナスダック:11,042.504 (+30.265)
・S&P500:3,373.43(-6.92)
・為替 ドル円:106.97-106.98(+0.34)
『国内』
・日経平均株価:23,249.61(+405.65円)
・TOPIX:1,624.15(+18.62)
・日経ジャスダック平均株価:3,460.38(+16.51)
・東証マザーズ指数:1,032.10(+23.25)
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■本日の予定
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『国内』
オプションSQ
『海外』
中国7月鉱工業生産(11:00)
中国7月小売売上高(11:00)
米7月小売売上高(21:30)
米7月鉱工業生産(22:15)
米6月企業在庫(23:00)
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■本日の決算発表
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ペイントH、アサヒインテック、オープンハウス、オプティム、
Dガレージ、日電子、BASE、コスモエネHD、アルテリア、
シチズン、メドレー、スルガ銀、オイラ大地、日機装、ユーグレナ、
ジーエヌアイ、ノーリツ鋼機、フジオフドG、レーサム、ベース、
LITALICO、アミューズ、33FG、京三製、東北新社、
フォスタ電、フェローテック、プレミアG、エムアップHD、
Chatwork、サイバダイン、カオナビ、ギフティ、サイバセキュリ、
FRONTEO、ips、ACSL、アドベンチャ、コパ、フィーチャ、
BUYSELL、ウィルズ、日ホスピス、ITbookHD、
ジモティー、AI CROSS、インテM、LPF
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■本日の注目銘柄
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・【2180】サニーサイドアップ
21年6月期の収益回復見通しを発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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