市況用

2月25日(火)本日の東京市場は、新型肺炎の懸念から売りが大きく先行する展開に。

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■2月25日 本日の見出し
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昨夜のNYダウが1,000ドルを超える下げ幅に。
日本株市場でも売りが大きく先行する展開に。

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■本日の日本株概況
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前週末発表の米国経済指標が軟調な内容となり、
それまで堅調だった米国株が崩れたことで
週明けのアジア・欧州株も軒並み安に。

新型肺炎が実態経済に悪影響を及ぼすとの懸念から
昨夜のNY市場では売りが先行し、
ダウ平均は1,000ドルを超える下げ幅となりました。

日本市場も世界同時株安の影響を受け、
本日は大きく売りが先行する展開となりそうです。

今週の日経平均株価は、
2万2,000円どころまでの下落が想定されるでしょう。

不安定な相場が継続する可能性が高いため
短期目線を中心に、慎重に取り組む必要がありますが、
チャート面でも2万2,000円付近には下支えが多い上に、

午後からは日銀のETF買いで下げ渋りやすいので、
寄り付き付近で下げ止まりを見極めつつ
打診買いに入っていってもいいかと見ております。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前週末比1,031ドル61セント安の2万7,960ドル80セントと続落。

新型肺炎の感染拡大への懸念からアジアや欧州株が大幅安となり、
米国株にも運用リスクを回避するための売りが波及し、
下げ幅が1,079ドルに達する場面も見られました。

イタリアや韓国など中国以外で
新型肺炎の感染者が急増したことも投資家心理を冷やす要因に。

サプライチェーンの混乱が懸念され
半導体関連に売りが目立ち、ナスダック総合株価指数も下落しています。

『為替』

24日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=110円65~75銭と円高に傾倒。

中国外での新型肺炎の感染が急速に拡大し、
米株式相場が大幅に下落したことで
リスクオフの円買いが優勢となりました。

『日経平均先物』

24日のシカゴ日経平均先物3月物は、前週末比1,025円安の2万2,165円と急落。

新型肺炎の感染拡大による
世界景気の先行き警戒感が広がり、
米株とともに売りが加速する展開となりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:27,960.80 (-1,031.61)

・ナスダック:9,221.280 (-355.310)

・S&P500:3,225.89 (-111.86)

・為替 ドル円:110.74-110.75(-0.99)

『国内』

・日経平均株価:23,386.74(-92.41円)

・TOPIX:1,674.00(-0.49)

・日経ジャスダック平均株価:3,728.47(+15.69)

・東証マザーズ指数:828.46(+5.16)

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■本日のイベント
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『国内』

1月企業サービス価格指数(8:50)

『海外』

米12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米2月消費者信頼感指数(2/26 0:00)

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