11月18日(水)本日の東京市場は、日米の企業決算発表が一巡し、買い材料に不足感。
┏━━━━━━━━━━━
■11月18日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
日米の企業決算発表が一巡し、買い材料に不足感。
東京都の新型コロナ警戒レベル引き上げも重荷か。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます。アナリストのKanonです。
日米の企業決算発表も一巡し、
買い材料に不足感が出てきています。
そうした中で、東京都は17日に
新型コロナウイルスの感染状況の
警戒レベルを4段階の指標で最も深刻な
「感染が拡大している」との評価に
引き上げる方向で最終調整に入りました。
10月の米小売売上高が弱かったように
日本でも新型コロナの感染再拡大により
消費者のマインドが低下していくとの
懸念感が強まりやすいでしょう。
ECBやFRBが12月に量的金融緩和の
強化に動くといった観測もあるほか、
政府も財政出動を行っていく見通しで
来年にかけては景気の回復に期待ができるため
少し長い目線で見れば、
株高の継続期待は非常に高いですが、
ここまで急ピッチに相場が上昇してきただけに
短期的には調整局面を挟む可能性を
考慮した上で投資を行いたいです。
上値の重い銘柄は一旦手仕舞って様子を見るなど
柔軟な売買を行っていければと思います。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
17日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比167ドル09セント安の2万9,783ドル35セントと反落。
朝方に発表された10月の小売売上高は
前月比で0.3%増加となり、
市場予想(0.5%増加)を下回ったことで
消費の回復に懸念感が強まっています。
ダウ平均が前日に9ヶ月ぶりの
過去最高値を更新したことで
目先の利益を確定する売りも出ています。
ハイテク株の一角にも売りが優勢となり、
ナスダック総合株価指も反落して終了。
『為替』
17日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=104円15~25銭近辺と円高に傾倒。
市場予想を下回る米経済指標を受けて、
ドルには売りが優勢となっています。
『日経平均先物』
17日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比175円安の2万6,000円と反落。
10月の米小売売上高の伸び率が前月比で低下し、
景気減速への警戒感から売りが優勢となりました。
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:29,783.35(-167.09)
・ナスダック:11,899.343(-24.786)
・S&P500:3,609.53(-17.38)
・為替 ドル円:104.16-104.18(-0.31)
『国内』
・日経平均株価:26,014.62(+107.69+円)
・TOPIX:1,734.66(+2.85)
・日経ジャスダック平均株価:3,578.78(-23.81円)
・東証マザーズ指数:1,187.24(-44.68)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
10月貿易収支(8:50)
20年国債入札
10月訪日外客数
『海外』
米10月住宅着工件数(22:30)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【4308】Jストリーム
「Inter BEE 2020 ONLINE」内の企画別コンファレンス
「INTER BEE FORUM(基調講演)」のライブ、
オンデマンド配信を担当。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?