12月17日(木)米FOMCを無事通過したことで個別物色が進むか。
┏━━━━━━━━━━━
■12月17日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━
米FOMCでは金融緩和の長期化見通しが好感される。
イベント通過の安心感から個別物色が進むか。
┏━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━
おはようございます。Kanonです。
昨夜の米FOMC結果発表後は
一部の市場参加者に期待されていた
追加の量的緩和導入がなかったことで
一時的に金利が上昇する場面が見られましたが、
声明文に、国債などの資産購入の継続について
「雇用の最大化と物価の安定という委員会の目標に向けて、
かなりの進展があるまで」という文言が追加されたほか
その後の講演でパウエルFRB議長が、
「我々の目標への進展が鈍れば、政策金利の引き下げや
バランスシートの拡大加速で対応する」、
「金利の低さを考えれば株は買われすぎではない」などと
の述べたことが好感され、
米ナスダック指数は最高値を更新しています。
イベントを通過してもなお、
金融緩和的が長期化していくといった見通しが
市場参加者に好感され、年末にかけて
安定した相場展開となる期待ができるでしょう。
企業決算も徐々に出てきていますので、
コロナ禍でもコロナ後でも好業績に期待ができる銘柄などを
押し目を狙って仕込んでいきたいです。
┏━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━
『NYダウ平均』
16日の米株式市場でNYダウ平均は
前日比44ドル77セント安の3万0,154ドル54セントと反落。
11月の米小売売上高は前月比で1.1%減少と
市場予想(0.3%減)以上に減少し、
消費の落ち込みを懸念した売りが優勢に。
一方で、米FRB議長講演は好感されており
相場の支えとなっています。
金融緩和の長期化見通しを好感して、
ナスダック総合株価指数は続伸して終了しています。
『為替』
16日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=103円40~50銭近辺と円高に傾倒。
FRBによる金融緩和の長期化観測を受け
日米の金利差縮小を意識した円売りがやや優勢となりました。
『日経平均先物』
16日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比5円安の2万6,755円と小幅に反落。
11月の米小売り売上高の悪化を受け売りがやや優勢で。
┏━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:30,154.54(-44.77)
・ナスダック:30,154.54(+63.128)
・S&P500:3,701.17(+6.55)
・為替 ドル円:103.49-103.50(+0.05)
『国内』
・日経平均株価:26,757.40(+69,56円)
・TOPIX:1,786.83(+4.78)
・日経ジャスダック平均株価:3,702.94(-4.35円)
・東証マザーズ指数:1,157.28(-13.79)
┏━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━
『国内』
黒田日銀総裁会見
11月全国消費者物価指数(8:30)
『海外』
独12月Ifo景況感指数(18:00)
米7-9月期経常収支(22:30)
┏━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━
CAICA
┏━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━
・【3557】ユナイテッド&コレクティブ
株主優待制度の拡充を発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?