1月15日(金)米追加経済対策の発表に注目。
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■1月14日 本日の見出し
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TSMCの決算発表を好感し半導体株に買戻しか。
9時15分より予定する米追加経済対策の発表にも注目。
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■本日の日本株概況
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前日の大引け前に日経平均株価は
弱含む場面が見られましたが、
これは台湾の半導体大手、
台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表を前に、
決算内容が市場予想を下回る可能性を懸念した
利確売りが出たせいだと見られます。
その後発表された決算内容は市場予想を上回っており、
本日は半導体関連を中心として
昨日売られた分買戻しが入る期待ができるでしょう。
また、本日は日本時間9時15分から
バイデン次期大統領による米追加経済対策の発表を予定しています。
既に一部では2兆ドル規模になりそうだと報じられており、
市場に織り込まれている面もありそうです。
経済対策の実施により市場参加者が懸念するのは、
大量の国債発行により、債券市場の需給が緩み金利が上昇することですが、
14日にもパウエル米FRB議長が「利上げや量的緩和の縮小については当面ない」と
発言しており、米国債をFRBが買いいれることで、
金利の上昇を抑えていく期待もできるでしょう。
国内では、再度の緊急事態宣言発動により
景気の先行き懸念が強まっています。
一方、長引くコロナ禍が事業の追い風になっている企業や
予想ほど収益が下振れていない企業も多く、
ここからは「良くも悪くも業績相場」といった物色になっていきそうです。
決算内容を見ながら、セクター、業種にこだわらず、
継続的な成長に期待ができる企業を選別していきたいと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
14日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比68ドル95セント安の3万0,991ドル52セントと続落。
バイデン次期大統領による追加経済対策への
期待感から買いが先行する展開となりましたが、
取引終了にかけては次第に利食い売りが出て、
マイナス圏に転じて終了しています。
ただ、主要な半導体関連銘柄で構成するSOX指数は
2.1%上昇して3,055と初めて節目の3,000を上回って終了。
大規模な財政出動による
長期金利の上昇が懸念されたことで、
高PERの主力ハイテク株が売りが波及し、
ナスダック指数も反落して終了しています。
『為替』
13日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=103円75~85銭と円高に傾倒。
米雇用指標の悪化を背景に円買いがやや優勢となりました。
『日経平均先物』
14日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比405円高の2万8,850円と続伸。
バイデン次期大統領が14日夜に発表する
追加経済対策への期待から買いが先行しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,991.52(-68.95)
・ナスダック:13,112.638(-16.313)
・S&P500:3,795.54(-14.30)
・為替 ドル円:103.82-103.83(-0.21)
『国内』
・日経平均株価:28,698.26(+241.67)
・TOPIX:1,873.28(+8.88)
・日経ジャスダック平均株価:3,784.60(-23.87円)
・東証マザーズ指数:1,207.54(-31.22)
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■本日の予定
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『海外』
米12月小売売上高(22:30)
米12月生産者物価指数(22:30)
米1月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米12月鉱工業生産(23:15)
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■本日決算発表
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ジャステック、マルカ、串カツ田中、ノダ、
グランド、シリコンスタシオ、協和コンサ、くろ工
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■本日の注目銘柄
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・【4644】イマジニア
ニンテンドースイッチ用ソフト「Fit Boxing 2」の
全世界累計出荷販売本数が50万本を突破。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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