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5月20日(水)本日の東京市場は、新型コロナワクチン開発に不透明感で弱含む展開に。

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■5月20日 本日の見出し
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新型コロナワクチン開発に不透明感で弱含む展開に。
経済支援策への期待は引き続き支え。

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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。

本日の日本株市場は弱含む展開となりそうです。

前日の相場上昇の要因となった
米モデルナ社によるワクチン開発ですが、
「効果を信じるには情報が不十分」との報道があり、
不透明感が相場の重荷となるでしょう。

国内では21日に緊急事態宣言解除が判断される予定ですが、
東京、神奈川、北海道などは感染状況を
ギリギリまで見極めてから判断が行われる見通し。

やはり経済活動再開後には、
感染者数が増えている地域が多いため
感染動向には注意していきたいところです。

一方で、パウエルFRB議長が
「必要に応じて、行動に備えなければならない」と述べ、
国内でも日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開き
新たな資金供給手段を議論すると発表していますので、
経済支援策への期待は引き続き支えになることでしょう。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比390ドル51セント安の2万4,206ドル86セントと反落。

ヘルスケア専門紙がバイオ製薬のモデルナが開発中の
新型コロナウイルスワクチンについて
「効果を信じるには情報が不十分」と報じ、
売りが加速する展開となりました。

米国で早期に経済活動を再開したテキサス州などで、
新型コロナウイルスの新規感染者が増加していることも
投資家心理の重荷となりました。

一方で、米上院銀行委員会でパウエルFRB議長や
ムニューシン財務長官が景気支援策の拡充に
前向きな姿勢を示したことは支えになっています。

前日大きく上昇していたこともあり、
ナスダック総合株価指も反落しています。

『為替』

19日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円65銭~75銭と円安に傾倒。

日銀の新たな資金供給策を材料視し、
アジアや欧州市場で円売りが優勢となりました。

『日経平均先物』

19日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比140円高の2万0,390円と反落。

米株価指数がワクチン開発への期待が減退したことで下落し、
日経平均先物も連れ安する展開となりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:24,206.86 (-390.51)

・ナスダック:9,185.104 (-49.724)

・S&P500:2,922.94 (-30.97)

・為替 ドル円:107.85-107.86(+0.44)

『国内』

・日経平均株価:20,433.45(+299.72円)

・TOPIX:1,486.05(+26.76)

・日経ジャスダック平均株価:3,273.21(+31.41)

・東証マザーズ指数:880.62(+8.06)

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■本日の予定
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『国内』

3月機械受注(8:50)
4月首都圏マンション発売(13:00)
4月訪日外客数

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■本日決算発表
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東京海上、MS&AD、バンナムHD、JXTG、SOMPOHD、島津製、
東センチュリー、アズビル、東急不HD、アマダ、太平洋セメ、
堀場製、西鉄、大和リビン、信金中金 PS、日水、船総研HD、
三谷セキ、オートバクス、ソラスト、高松G、AOKI HD、
紙パル商、丸大食、ヨネックス、第一実、日ピラー、
JVCKW、宮越HD、山田コンサル、IJTT、TDCソフト、元気寿司、
神鋼商、FRONTEO、フジ日糖、ジューテックH、大木ヘルケア、
多摩川HD、社宅S、ラサ商事


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