見出し画像

うつ、パニック症でお困りの方へのアロマテラピーケア


コロナ以降、ストレスや不安症におけるお問合せも増えましたが、依然、うつやパニック障害でのお困りも多いです。

実際、大きな社会の変化で、これまでとはストレスの根源には変化がありますが、可能なアロマテラピーケアをお伝えします。


チーム医療でのアロマセラピストの役割

なお、私は、大学病院の統合医療チームにおいて8年間、アロマセラピストとして、お薬の治療では完治できない患者さんに、心のケアをして参りました。チームでの役割は、患者さん自身がドクターにはなかなか話せない、心理社会的背景の情報を引き出し、治療方針の決定に役立てることです。また、香りを日常に取り入れることで、不安感を抑え、ストレスの軽減を促す提案をしています。


期待できる香りの効果

まず、うつやパニック症、不安症など精神的症状をもつ患者さんは、いわゆる、引きこもり傾向にある方も多く、お問い合わせがご家族様であることも。

よくあるご質問に、うつなどの症状に効果のある香りを作って欲しい、というもの。
香りは嗜好性がありますので、必ずご本人様に好きな香りを選んでもらうことが基本となります。


私のもとでは、カウンセリングの上、嗜好性をテストし、また症状をお聞きして、治療のゴールなど設定します。
そしてその方にぴったりくる香りをブレンドし、セルフケアとして使ってもらっています。
その香りが、お守りがわりとなって、症状が抑えられたり、
ひいては、克服される方もみえます。

ここで大事になるのが、『信じる心』。
「これで大丈夫!」と思うことが、症状の手放しになります。
周囲のご家族にとっても、時間をかけて温かく寄り添ってもらうことが必要になります。
時には常識や概念を一旦横に置いてもらって、向き合っていただきたいと考えます。
カウンセリングについては、
同行されるご家族が側で聴いてもらって大丈夫かどうかの確認もさせてもらっています。

ここにはご家族のご理解と支えが必須です。


好きな香りを選ぶことからスタート

何気にリビングで香りを焚くことも、気分転換になり、ご本人様はもとより、ご家族の皆様が助かります。
これがアロマテラピー=芳香療法のいいところ。
リビング用の香りなども、ブレンド精油をご紹介させていただきます。

ラベンダー、オレンジスイート、ベルガモット、マジョラム、ローズウッド、マンダリン

日本の香りでは、ヒノキや黒文字 などがオススメです。

アロマディフューザーに1~2滴入れて噴霧させてもいいですし、何の道具はなくとも、ティッシュに1滴垂らして、グッと香りを吸い込むだけでも、とても有効です。

(簡単に説明すると)アロマの香りは、嗅覚を通って、脳の大脳辺縁系と呼ばれる部位に届くと、神経系、免疫系、内分泌系にダイレクトに生理反応として影響を与えます。

ここで、重要なことは「好きな香り、心地よいと感じる香り」であること。

よく雑貨屋さんで売られているアロマに、効果効能が書かれていて、その効果を期待して好きでもない香りを買われる方がみえますが、嫌いな香りだと、ストレス反応になるので、絶対に好きな香りを選んでくださいね。

長年、医療ケアのひとつとしてアロマテラピーをお伝えしていますが、ファーストステップとして、不安感が襲うときや心が安定しないときに、好きな香りを使ってみて下さい。

※より詳しいカウンセリングをご希望の方は以下へお問合せくださいませ。

https://kanon-aromaherb.com/application


世の中は当事者にならないことには見えない世界だらけ。 4人の子育てを通じて、子育て環境や女性の生きにくさ、仕事との両立の難しさなど、経験してきたからこそできる社会問題の解決に日々奮闘中!ともに闘ってくれる人を募集しています!!