• 奇才人ズZINE03号ーホップステップジャンプストロベリーー

    【現在品切れ中のため注文後に増刷します。完全手製のため1冊ごとに雰囲気が異なります。サンプル写真はすでに完売したものです】「奇才人ズ」のZINE03号です。2号の暗い内容とは一転、クスッと笑えて考えさせられられる内容に。文章を狩野萌が、写真を登万里子が担当。サイズ:A5ページ数:表紙裏表紙含め全36ページ発売日:2023年1月送料:クリックポスト185円

    ¥800

  • 奇才人ズZINE02号ー夢うつつー

    「奇才人ズ」のZINE02号です。「夢うつつ」というテーマで狩野萌と登万里子の写真が掲載されています。4、5月に開催された二人展「繋ぐ」のインタビューも併せて掲載されています。在庫限りで再販予定はありません。写真:狩野萌&登万里子デザイン:岡村靖史サイズ:A5ページ数:表紙裏表紙含め全32ページ発売日:2023年9月送料:185円

    ¥500

  • 奇才人ズZINE01号

    「奇才人ズ」のZINE01号です。狩野萌と登万里子の写真が掲載されています。2人の自己紹介的な内容です。在庫限りで再販予定はありません。写真:狩野萌&登万里子デザイン:岡村靖史サイズ:A5ページ数:表紙裏表紙含め全16ページ発売日:2023年7月送料:185円

    ¥500

  • MARIA Y MEGUMI SOUTH AMERICA

    写真集「MARIA Y MEGUMI SOUTH AMERICA」 「チリに行こう!」と、マリアが言った。 PHOTO & TEXT BY MEGUMI KANO総合プロデュース:横木 安良夫アートディレクション:山本 成信エディター:阿久沢 忠仁サイズ:A5ページ数:208部数:500冊限定発売日:2019年10月16日(水)送料:185円About Bookチリ、ボリビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンを巡る女子二人の旅。写真集であると同時に、それぞれの国で体験したエピソードがふんだんに盛り込まれている旅行記でもある。【中身を一部抜粋】日本を発つ日 お尻が痛くなるような長時間のフライトを終え、チリのサンティアゴ空港に到着した。空港でまず、スペイン語が公用語のチリの手荒い歓迎を受けた。頼んでいたタクシーが時間になっても約束の場所に現れない。空港のWi-Fiも断続的にしか使えず、連絡が取れない。待ち合わせ場所を間違えているのかもしれないと思い、目の前にあったテレピザという飲食店の店員に話しかけてみた。「英語は話せますか?」と。店員は「なに言ってるの、こいつ」という首をかしげ不審な表情になりあっさりと会話は終わってしまう。英語が通じない。これがチリか……と落胆した。この出来事により最初はチリにいい印象を持てなかった。チリの独立記念日 9月18日はチリの独立記念日である。その日やその前後の日にはチリの各地で大規模なお祭りが開かれる。チリではこのお祭りのことを「フォンダ」と呼んでいる。ササミは普段はサンティアゴにいるが、18日の数日前には地元に帰りそこでフォンダに参加するらしい。チリ全土を挙げてのお祭りとは一体どんなものなのだろうか。私たちはその全容を探るため、17、18日と同じ場所で開催されるフォンダに二日連続で行ってみた。ボリビアで九死に一生 ラパスに滞在して数日が経ったときのことだ。宿で寝ていて、朝方ふと目が覚めた。物音がしたからではない。ただ自然に目が覚めた。隣にマリアがいないことに気がつく。辺りを見渡すと黒い物体を発見した。不審者かと思い身構えた。すると、「死にそう。夜中からずっと嘔吐下痢……」と声がした。黒い物体の正体はマリアだった。私が鈍感にもぐっすり寝ている間にマリアは一人で苦しんでいたのだ。見るからに苦しそうでこれは早く病院に行かなければならない。ウルグアイでパスポートを紛失!? 帰るバスの中に落としたのかもしれない。まずその可能性を疑い、宿からバスターミナルまで戻り確認した。しかし、バス会社の人は「落とし物はない」と。ここは南米。そう言われた以上はおそらく粘っても無駄だろう。「もしあったら連絡ちょうだい!」とだけ伝えておいた。連絡がくることはなかったが。次に思い浮かんだのは、宿までの帰り道に落とした可能性だ。もう辺りは日が暮れつつある。日が完全に沈む前にパスポートを探したい。下を向きながら歩く。とにかく歩く。それでも見つからない。

    ¥3,000