1.18,19,20

18,19は記憶がほとんどない。
……というより、やっていることが変わらないと言うべきか。

あ、最近立ち寄るようになった立ち食い蕎麦屋で、つゆの濃さを変えられると知り、薄目を選んだら丁度良いことが判明しました。

後は、オカダカズチカの退団が発表されましたね……。(敬称略)
50周年のオカダは会社のために尽くしていましたし、オカダの戦う場所がなくても大会が盛り上がるほどには、新日は選手たちの魅力が飽和し、まだまだ爆発力を溜めこんでいる選手も多数在籍しているというのが個人的な印象。
だったらオカダは海外(他団体とはいえ、国内はないのでは……)にいって名前をさらに売り、凱旋してほしいという願いが強いです。
AEWは先日オスプレイとあんな試合をやっておいて、しれっと再び顔を合わせるなんて気まずいどころじゃないだろう、という気分から、本命WWE。対抗TNA……なのか? 穴でCMLLとかもある……ある……?
あとはアジア戦略向けの新団体の旗頭という予想もありはするのですが、[レインメーカー』を米国特許庁に個人で出願したという話を見るに、アメリカで自分を守るという強い意志が感じられておりましたので、多分恐らくいや、間違いなくアメリカでしょう。東スポもそう言っている。

【新日本】オカダ・カズチカが1月末で退団 世界に誇る「レインメーカー」ついに米マット進出

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/289390

いや、言いきっていいのか?
早ければ月末のロイヤルランブルですかねえ。
ともあれ、新天地でもあのドロップキックで金の雨を降らせてほしいですね。

そして20日。
新日本プロレス。THE NEW BEGINNING in NAGOYA 大会。
第0試合が配信になかったのは残念ですが、第1試合からこんなに尺を使って大丈夫なのかと不安になる充実度。
本間のこけし大盤振る舞い。これは良い年になりそう。
それでも、海野成田については、まだまだ前哨戦の感が否めない……と思っていたら、アレですよ。後のお楽しみだったわけですよ。

WDとエンパイアの暴力的な試合が終わったと思えば。
デスペワト組 VS SHO金丸という正規軍 VS ヒールと言うわかりやすい試合もあり。
NEVER6人前哨戦では藤田がアピールを繰り返し、そしてオカダの名古屋最後の言葉なく立礼姿にはうるっとさせられました。
LIJ VS J5G。BUSHIさんには是非足立区マッチをしていただきたいw
そしてSANADAには、もっとアピールを……。

https://twitter.com/shinnichichan5/status/1747453700006719578?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet

石森 VS オーカーン。
イシモリング フィットマッチ。煽りVからしてずるい。
想像していたものは、優位を取った石森が逃げ続けるようなものだったのですが、思っていたよりも真正面からオーカーンと戦ってくれて、さすがの石森。
3分ごとにサーキットトレーニングをするという珍妙な試合だったのですが、体重差のあるオーカーンとの差をトレーニングによって埋めるというアイデアはあまりに秀逸で、面白すぎる。さすがの石森。それに付き合えるオーカーンもまた見事。
そして最後に、ついにオーカーンがシングルタイトルを奪取!
新日への貢献度、活躍、実力を考えればもっと前にシングルを取れていてもおかしくはなかったのに、ようやくシングルを取れて良かった……。ただ、まだ報われただけという印象にすぎず。

直後にこのメッセージを出せるのが、オーカーンの良いところ。
この先にも期待大。

STRONG無差別級タッグ選手権試合。
ズモヒクレオ VS オーエンズKENTA。
オーエンズKENTAは、日本では見る機会が少なくなってしまったような印象がありますが、技術は相変わらず素晴らしいなあ。
しかしKENTAの風貌が正統派っぽくなっており、BCから抜けるのか? という謎の不安を抱かせる。

そして、オカダオスプレイと並び、今月の新日を退団するNEVER王者タマ・トンガ VS EVIL のNEVER選手権試合……。
試合前に、突然サイトの情報からタマちゃんが消え、EVILが戴冠したことになり、界隈はざわつきました。が。

https://www.youtube.com/watch?v=rKg6uI4Nj7k

なんとEVILが公式サイトの運営者を脅迫し、改ざんされていたことが発覚! 監視カメラは捉えていた!
という、どちらかというと面白方面に期待を煽っていたEVIL。
そして試合も、開始早々EVILの仲間であるHoTが乱入! そこに本隊所属のタマちゃんの味方(HoT憎し含め)であるデスペ、海野、さらについ先ほど試合をしたばかりのズモヒクレオまでやってきて、リング上は無茶苦茶に! そのままノーコンテスト!
タマちゃん、NEVER防衛! ――となった上で、ランバージャックデスマッチにルール変更!(簡単に言えば、試合をやっている選手がリングから落ちたら、他の選手がリング上に無理矢理入れ直すルール)

ユニットとして完成度が高い上に、インサイドワークに長け、卑怯な技も駆使するHoT。本隊も対抗しますが、やはりHoTが有利に試合が進む。そんな中で、タマちゃんが戦い続ける姿に会場の皆は心を打たれ、自然と応援していたと思います。
最終盤、悲鳴にも似たタマちゃんへの応援が会場に響く中、EVILが3カウント取った瞬間、「あー……」という落胆の声と、波を打ったようにしーんと静まり返ったのが画面からも分かりましたので。
そして一方では、タマちゃん最後の新日でのタイトル戦を、タマちゃんと同じ時代にヤングライオンとして生活を共にしていたEVILが勤め上げた姿に感謝の気持ちすら沸きます。
試合後、そしてバックステージでのEVILの表情は、ただ疲労したのではなく、タマちゃんへの想いがあったのだと思わずにはいられない。勝者であるにもかかわらず、先にリングを降りてタマちゃんに最後のマイクをしてもらうためなのだろうという想いが伝わってきます。ファンの勝手な妄想ですけどね!

そしてタマちゃん、最後の挨拶……。
いや、まだ最後の試合は24日にあるんですが。
こうしてメインの後にマイクをするのは、きっと最後。
涙ながらに語られた「Thank you given me home.」という言葉。
そしてバックステージのメッセージ。

https://www.njpw.co.jp/card_result/471024

新日での最大の思い出は? という問いに。
「友情だ」と答えたタマちゃん。

タマちゃん、ありがとう……。

EVIL、ありがとう……(勝手な妄想です)。



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