拝啓タイムカプセルでボロクソ泣いた話

はい、皆さんはじめまして。
かのか と申します。

自分は三峰PなのでL'AnticaのPであるわけですが、ユニットとしての好き度だと放クラも好きです。以前、ある方のTwitterスペースにお邪魔した際に「ユニット曲で一番好きなのは?」という話になり自分は「よりみちサンセット」と答えました。なんで一番がこの曲なのかは別の記事で書けたらと思ってますが、それに匹敵する…というより踏まえた上での曲が来ましたね…

あまりにも早く出てきたアンサーソング

今回の「拝啓タイムカプセル」は聴いた方ならご存知の通り”立ち止まりそうになる現在から勇気を出して未来へ向かう曲”だった「よりみちサンセット」に対して、”歩いてきた過去を誇らしく想いながら未来へ向かう”曲です、まさかこんなにも早く出てくるとは夢にも思っていませんでした。
「4周年くらいで出てきたらいいな~」とか考えてました、完っ全に油断してました。
私はこのCDを仕事の研修先で購入したのですが、PCは持っていってなかったので歌詞だけ先に読んだんですよね。その時点でもう本当にダメで配信版で聴く勇気もなく、数日後に帰宅してからも再生するのにだいぶ時間が必要でした。

果穂パートが無理

全体の歌詞の意味あいなどに対する考察はたぶん他の方がされていると思うのでお任せします。
自分はMUSIC DAWNで河野ひよりさんに心臓を撃ち抜かれて以降、完全に河野ひより沼に浸かっているので主に果穂パートのお話をします。

1番Aメロ~1サビが無理

この曲、最初は「よりみち」と同じく果穂パートがなかなか来ない「夕焼けに胸を張ろう 想い出に I say Hello!!」がくるまで他の4人のパート、でもその後はすぐに「だから走れてるよ」がくる。
Aメロと1サビの最後、”未来を見ている詞”を果穂が歌っているのは彼女の大きな成長を表してると思います。
「まだ早いよね」と別れを惜しんでいた果穂が胸を張って過去と向き合えるようになり、過去があったからこそ今自分が走れていると言い切る。無理。

進む道がそれぞれ違っていても、たまに集まってあの頃のように笑いあえればもっと先を目指していける。「よりみち」せずに真っ直ぐ「想いも寄らない明日へ」向かう。
「愛し足りない このままで We go」の”このまま”は立ち止まりたいではなく、この関係性のままでいられたらいいなという前向きな言葉です。ほんと無理。

2番Aメロ~2サビが無理

各自が想い出を振り返る、季節の順もバラバラですが思い出話ってそういうものだよね…時系列よりも印象に残ってることを思い思いに話すよね…と尊さで死んでしまいます。これからもどんどん想い出を増やしてくれ放クラ…

次にこの曲で絶対に外すことのできないフレーズたちが登場します
「日が暮れない魔法は無くて良いんだって そう 笑って言える」
かつて「時間が止まればいいのにな」と魔法でもなければ叶わない願いを持っていた果穂も、今はそれがなくていいと思って皆で笑える。

「想い出は 未来が 咲かすものだから」
一見すると逆のように感じます。”過去があるから未来がある”という表現はよく目にしますが、その逆。放クラが今回の曲で”咲”かせるのは想い出(過去)であり、未来がその役を担います。
未来を恐れ時を止めて立ち止まっていたら、そこはずっと現在であり過去にはならないので、”想い出話に花を咲かせる”ためには自分たちが未来にいなければ(行かなければ)いけない。

「愛し足りないこのままで We go」
だからここも、このまま進もう!と続くんですね。

2番のくだりは書いてて涙出てくるくらい無理。
かのか個人としては、2番にこの曲のメッセージが凝縮されているように感じます。難しい言葉は無く、だからこそストレートに響きますね。

間奏が無理

ムリムリムリムリ、いや無理すぎるよ。ここまででもう散々涙腺に絨毯爆撃をしてきたのに、ここにきて思いっきり「よりみち」のメロディが入ってくるとか耐えられるわけがないじゃん。そりゃ作詞の古屋さんも音源聞いた時に「ウワーーーッ!」ってなるよ、人類が耐えられる限界を遥かに超えてんよ。。。

Cメロ以降が無理

気を取り直して…「よりみち」のCメロは”果穂の独白”から始まりますが、今回は4人のパートがあり最後に果穂パートがきます。
「ずっとずっと 忘れないよ」という言葉と涙ぐむような歌い方からは、まだ時が過ぎていく怖さを克服できていないようにもとれますが、そうでないことが最後のパートから窺えます。

「未来を浴びよう」
「It's my lil graduation」

凛世とちょこ先輩で「未来に起こるひとつひとつが小さな卒業式」だと歌い

「Yeah Here we go now」
果穂が「これでいいんだよ」と続く、もう無理だよ顔グシャグシャだよ。


結論

全 部 無 理
いやもう本当に、曲も詩も歌声も全部が殺しにきてる。しかもついうっかり刺さっちゃったとかじゃなくて明確に刺しにきてるから、回避しようがない。必中。ガー不。
私にもっと語彙力があれば無理とか尊いとか抽象的な言葉じゃなくて、ちゃんと伝えられるんだと思うんですが、シャニマスの曲は語彙力を奪うことに長けすぎている…
でもだからこそ、こうして自分の感じたことをなんとか伝えたい!と筆を執ったりするきっかけにもなるので、これからも素直に死んでいこうと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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