見出し画像

氷雪コン型「青黒ソプター」〜5kモ No.6〜

令和5年10月22日に開催した第13回出張版彼の地きずな杯優勝デッキの紹介記事です。

 5kモダンのデッキ構築はトリム平均の合計が5000円以下になるように構築する特殊フォーマットでありカードの金額は他のゲームで言うと編成コストに近い。したがって「金額あたりのカードパワーが高い」という言わばコストパフォーマンスの高さが重要になってくる。今回紹介するのはそのコストパフォーマンスが圧倒的なカードを使ったソプターデッキだ。

基本土地は氷雪、二色土地もカルドハイムとコールドスナップの氷雪土地を使用

ソプターコンボとは

《飛行機械の鋳造所》と《弱者の剣》を使ったコンボだ。《弱者の剣》はP/Tが1/1のクリーチャーが場に出てくるとそのクリーチャーに装備された状態で墓地から戻ってくるというカードで、アーティファクトを生け贄に捧げると1/1飛行のトークンを生成する《飛行機械の鋳造所》と合わせると1マナ払うだけで1点ライフと1/1飛行機械を得ることができるようになる。通常モダンの場合ここに《最高工匠卿、ウルザ》を合わせると無限マナ・無限ライフ・無限トークンに派生するが、この2枚コンボの時点で圧倒的な効率でアドバンテージを得ることができるので強力だ。

2枚コンボだが弱者の剣は墓地にあってもいいので素で妨害耐性があるのもポイント
白か黒に青マナを足すだけでいいのでデッキ構築に幅があるのもポイント

構築の優位性

冒頭でも述べたようにこの圧倒的なアドバンテージを得ることができるコンボであるが構成パーツが全て安価である、《弱者の剣》は172円・《飛行機械の鋳造所》は90円(10/26現在)で両者とも2マナのアーティファクトであるため(捧げ物の魔道士》(トリム平均93円)でサーチ可能なため枚数を抑えて構築の幅に持たせることができる。基本パーツがあまり枠を取らず尚且つ安価であるので他のところに金額コストを割くことができるという5kモダンならではの利点ばあるのも重要なポイントである。

構築の幅としては、実際5月のきずな杯では今回のような青黒型ではなく青白型を構築している。青白の場合は《巧妙な鍛冶》や強力なサイドカードが積めるという利点がある。今回の青黒型は氷雪にすることで《真冬》が積めてアグロデッキへの耐性を上げることができるのが利点に挙げられる。

以上が今回優勝のデッキ紹介でした。ソプターコンボ強いですねコンボ自体も強いですが《飛行機械の鋳造所》自身がマナフラッドに強く構成が全体的に強いミッドレンジのような側面もありますね。

今回は新米ということで10kg

優勝おめでとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?