9月2日相場回顧
・米国金利の動きとNYダウ、ナスダックの動き
・ハンセンテック指数の上昇と中国の金融政策
・原油とエネルギー株の逆相関の動き
・米国金利の動きとNYダウ、ナスダックの動き
今週は金利が動きましたが、また明日雇用統計がでるので6月と同じように動きが出るかもしれません。テーパリングと金利を上げる時期の切り分けを説明していましたが、一部懐疑的な見方もあるようです。ただ株式市場では金利の低下に伴い恩恵を受ける企業はしっかり伸びているので、そこまでネガティブに見られてはいないようです。
・ハンセンテック指数の上昇と中国の金融政策
中国で景気の減速に対する刺激策が出ています。簡単に言うとお金(約5兆円)を市中銀行に放出し、金周りをよくする、といった内容です。資金繰りが重要なハイテクにはいいニュースですね。また追加の刺激策も期待している動きかもしれません。
参考 bloomberg
・原油とエネルギー株の逆相関の動き
日本では金属株が上昇していますね。陸運、空運の下落は原油の動きにつられての動きだと思います。
そしてパフォーマンス下位に非鉄や鉄鋼がありますが、米国と同じく原油が上昇しているにもかかわらず石油セクターが下落している動きをみると、全体でシクリカル、バリューというくくりで売りがでていたのではないか?と思います。中長期でみるとやはりディフェンシブ、グロースのセクターに資金が集まりやすい状況に変わりはないのではないでしょうか。
明日は雇用統計も含めて楽しみですね。
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