8月13日の相場回顧と来週の株式相場予測

新サービスの開発に向けて今日からマーケットニュースとその考察についてまとめてみようと思います。もしご一読いただけると幸いです。


マーケット回顧

12日(木)の米国マーケット

金利と指数の関係

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チャート引用
https://nikkei225jp.com/nasdaq/


金利が少し上昇しているけどナスダック、S&P500ともに強い相場でした。NYダウは少しだれていましたが、マイクロンテクノロジーがGSによって投資判断を引き下げられて売られてしまっているので、日本株も12日(木)に引き続きハイテク関連は弱い相場ですね。

引用
米マイクロンテクノロジーが投資判断引き下げで大幅安https://www.traders.co.jp/news/news_top.asp?filter=FO&type=1&newscode=1666441



日本の株式市場回顧

日本市場単体でみるとリクリートが決算を受けて大幅に上昇していて、一銘柄で60円近く日経平均を押し上げています。リクルートの支えがなければ日経もマイナスでしたが、決算を受けて全体で支えられた形です。




13日(金)の夜のマーケットを受けての来週の予想

NYダウなどの指数自体は横ばいでしたが、金利が大きく下がったので指数の中身を見てみると綺麗にセクターの動きを反映してますね。

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引用
https://nikkei225jp.com/nasdaq/

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引用
https://www.traders.co.jp/foreign_stocks/foreign_topix.asp?newscode=1667405#fooutlook_articl
上記はS&P500のセクター別騰落率です。
生活必需品、不動産、ヘルスケアなどディフェンシブ系 + IT等グロース色の強いセクターが上昇し、資本財、金融、エネルギーといったバリュー色の強いセクターが下落しました。


〜考察〜
・金利の下落→借入を前提とした成長株に期待から成長株が上昇か?
・景気敏感株が下落、ディフェンシブ株の上昇→市場参加者も少なく、強気相場になりきれていないか?
・米10年金利が下落→金利が高いところにお金が集まる性質があるので、ドルからお金が流れて少し円高にふれた模様


〜来週の相場予想〜
・来週の日本市場はお盆明けで参加者が戻りそうではありますが、全体で相場がだれているので月曜の朝は米国の動きを踏襲する形になりそう。
・その中で16日の中国の鉱工業生産、東京エレクトロンの決算が注目。内容によっては相場の流れが変わりそう。
・来週1週間でみるとFOMC、全人代、米小売売上高など、イベントが多いので値動きに注意。
・半導体大手の決算も控えているのでセクターでは半導体関連に注目(期待値が高く推移している分逆方向の動きに要注意)



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