9月7日の相場と今後の金利動向
今日も米国10年金利が上昇しています。8月は金融政策絡みのイベントがあったので改めて見返してみると8月頭を境に切り返しているように見えます。このまま上昇トレンドに乗るのでしょうか?市場の見方はどうなのでしょうか??株式の動きを見てみると金融関係も上昇していますが、ハイテク関連に勢いがあります。金利は将来上がりそうだけど、今すぐ株価にネガティブな影響はなさそうという受け止め方のような気がします。
そして私がいつも金利動向を探る際に、よく見るのがアップルの起債状況です。アップルは起債のタイミングが本当に上手なので、アップルが起債すると、金利の底が近いのかなと考えたりします。もちろん、その他の要因も多々あるので、金融政策など大枠から考える必要はありますが。アップルは今年7月末に起債しています。過去の起債もほぼ底値で起債しているので是非調べてみてください。
そしてもう一つ、オーストラリアでテーパリングが決まりました。欧州でもテーパリングの時期について議論が活発になっているので、米国も本音でいうと今後のために早め舵を切りたいはずです。
ついでに為替をみると、綺麗に豪ドル高、円安に動いています。素直な動きですね。
・日経平均
日経は本日も上昇しました。ここ数日の切り返しで10%前後上昇しているので、さすがに一時利益確定売りがでるかもしれませんが、全体ですぐに相場が崩れるということはないのかなと思います。2月の高値さえ超えてしまえば綺麗な上昇トレンドに乗るかと思われます。中身をみても上昇するセクターがいい形で日毎に循環しているので、その中でゆっくり上昇していってくれれば良いですね。
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