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質問力を上げる方法⑮   Part.4 相手の心を一瞬で開く方法(C 情報を引き出す要素)

おはようございます!!


今日は特に(質問力)についてお話します♪
なかなか興味深い内容になっていると思いますので、ゆっくりとご覧になってください♪


では今日もよろしくお願いします♪


C 情報を引き出す要素

1:直接の質問

  • 「直接の質問」は、単に自分の欲しい情報を相手に要求する質問法です。

  • あまりにも単純で簡単の質問法で役に立ちそうに無いと思うかもしれません。

  • しかし、実際には、お金を払って相談に来る人の多くは、すでに乗り気になっています。

  • こちらの能力の証明など求めてもいないし、必要とすらしていません。

  • 助けを求めており、解決してくれる占い師の前では、話が細部に及ぶのは、早ければ速いほど良いのです。

  • (例)

  • 「今、頭に浮かんでいるのは何か教えて頂けますか?」

  • 「では伺いますが、現在、長期に渡る恋愛をされてますか、していませんか?」

  • 「仕事の面で満足していますか、それとも何か問題を抱えていますか?」

  • 「健康について気になっていることは何ですか?」



2:副次的な質問

「副次的な質問」は、長い言葉の終わりに付加する形で問いかける、軽い調子の質問法です。
リーディングの本流に、たまたまくっついたかのようにして、情報を求めることができます。
使う場合は、声の抑揚や調子をさりげなく紛れ込むように意識します。

【単に反応を促す質問法】

「・・・それってなぜでしょう?」
「・・・これに思い当たるところはありますか?」
「ここは何かと関係づけられますか?」
「これって合っていると思いますが?」
「これはあなたにとって意味のあることじゃないですか?」

【5W1H質問法】

「・・・だとすると、これは誰のことでしょうね?」
「・・・あなたの人生で、これに関係があるのは何でしょうね?」
「・・・あなたの人生で、これと関係があるかもしれない時期はいつですか?」
「・・・このことがあなたにとってどんなふうに意味をお持つのか教えて下さい」
「・・・私がこんな印象を受ける理由はお分かりでしょうか?」




3:ベールをかけた質問

「ベールをかけた質問」は、質問ではなく言明のように聞こえる形で情報を要求する質問法です。
あたかも、こちらから情報を与えているように振る舞いながら、実際には情報を引き出すのです。

「あなたは仕事で頻繁に旅行しますか?」

「あなたの星を見てみると、ハッキリしたものではないのですが、それでもずいぶん頻繁に旅をすることが含まれるような仕事が成功へ繋がると示されています。
これが現在のことなのか、少し前のことなのか、これから先のことになるかは分かりませんが、何か思い当たるところはありますか?」


• 「あなたは車や家など、大きな買い物をしようとしているのですか?」

「さて、ここにお金に関すること、もしかしたら金融に関する心配事が示されています。
私の解釈が正しければ、これは何らかの決断を示しているようです。
お金か金融に関係がありますが、その影響はかなり先まで及ぶ可能性があります。これで何か思い当たることはありませんか?」


• 名前を引き出すのも簡単にできる

「ヒロシというような名前の人を知っていますか?」

「ヒロシという名前が思い浮かんできます。どういう関係かハッキリしませんが、個人的な関係というよりは職業上の関係かもしれません。
この名前はあなたにとって意味があるものだと思います。」



4:専門語のたたみかけ

• 「専門語のたたみかけ」は、その名前の通り自身の占術に関する専門語を次から次へと口にすることで効果を高めて、クライアントから情報を引き出すように持っていきます。
タロットカードリーディングの場合なら、カードの意味を告げたり、タロット用語を散りばめていきます。

• 「たいへん面白いことに『剣の5』が出ています。これは小アルカナの中で重要なカードで、伝統的には心の問題における挑戦や闘争と結び付けられています。
興味をそそられるのは、このスプレッドの同じコンジャンクションにすでに『隠者』が出ていることです。
本来は下位トライアドの一つですが、今では孤独だけでなく個人的な目標の達成をもしめすとされています。
カードを見ると、この時点では恋愛よりもあなたの個人的な目標が優位にあることを示しているようです。思い当たるかどうかは分かりませんが・・・。」

• カードの意味は自分の好きなように意義を与えることができます。
重要なのは信頼できそうに聞こえることで、クライアントからの情報を引き出すキッカケになるかどうかなのです。



5:薄れゆく否定

• 「薄れゆく否定」は、曖昧な音調と言い回しで用いる否定形の疑問文。
クライアントが同意してもしなくても、ヒットした一つにカウントできます。
• 「職業の話に移りますが、あなたは子どもを相手にする仕事をされてない?」
▶(YES)
「はい、していません」
「違うと思いました。そういうのってあなたの役割じゃありませんから・・・」
▶(NO)
「いえ、パートで働いてます」
「だと思いました。子どもに関する運命の強い星ですから・・・」


「薄れゆく否定」は、さらに3つの点を付加することで巧妙にできます。

「さて、ここからあなたのお金と職業の問題に移ります。あなたは自営業をされているのではない?」
「はい、違います」

①まず両者の一致を確認する

「(ゆっくりうなずきながら)だと思いました。そういうタイプの方ではないということを、星が示していますので」

②別のタイプをけなすことで安心させる

「あなたはそういう種類の人だとは思えません。事業をやっている人で、強気で押しまくる自己中心的な人がいますね。そういう人は結局は何も到達できないものです」

③拡張する

「ともかく、あなたが別の人のために働いていると感じたのは、雇い主との関係に変化があることを、土星の順行が示しているからです」
クライアントが誰かに雇われていることをまるで知っていたかのように振る舞います。


• ▶クライアントの反応が逆のパターンの場合。

「さて、ここからあなたのお金と職業の問題に移ります。あなたは自営業をされているのではない?」
「いいえ、やっています。3年前に起業しました」

①両者の一致を確認する

「(ゆっくりうなずきながら)だと思いました。あなたの星は、独立志向が強い星で、特に人生の中盤から輝きを増す星なのです・・・」

②別のタイプをけなすことで安心させる

「あなたは誰かのもとで朝から晩まで、こき使われるだけの人ではありません。あなたには、自分だけの強い衝動をお持ち出し、アイデアもたくさんお持ちです」

③拡張する

「ともかく、あなたが自分で事業をしていると感じたのは、あなたが新しいチャンスを上手くつかむ能力を備えてるんで、今後の展開に非常に期待できるように見えるからです」


はい!!

今日はここまでとさせてください♪

明日は「未来の出来事に関わる要素」についてお話しします♪

また明日もお会いできるのを楽しみにしております♪



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