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雑記(20230926)

私は幸福だった思い出をしゃぶり続けて生き永らえる妖怪なので、先日参加したパルプ飲み会がめっちゃ楽しかったということを書き残しておきます。

大谷翔平にポケモンカードで負けたら自殺するしかない」でドバズりされているライオンマスク氏と、逆噴射小説大賞2022で並み居る猛者共を撫斬りにしてみごと大賞を取られたしゅげんじゃ氏が共催するパルプスリンガー飲み会が東京・新宿の歌舞伎町で開催されたので、末席に加わらせていただきました。

当日は「分かりやすいしインパクトもあるかな」という軽い考えでシュガールーフヘルム(グレートヘルムの一種。底が円錐状に尖ったバケツヘルム)をリュックに入れて持参したのですが、前日のヘヴィファイトでファンブルを貰い青あざになっていた部分にリュックのベルトがちょうどフィットしてめっちゃ痛かった(馬鹿)。

鉄製。当然重い。

会場へ向かう電車内でDMにはすでに現地へ到着したメンツから、串カツ屋で零次会を開催している声が届く。早めに着いていつものプラモ売り場巡回コース(ビックカメラ新宿東口・西口、ヨドバシカメラ新宿東口・西口のこと。これに池袋東口・西口のビックカメラとLABI1を加えればかなりゴキゲンなプラモコースになる)を視察しようかとも思ったが、なけなしの社交性を発揮して会場へ急ぐことに。

なお現実の私をご存じの方、そして当日お会いした方は容易に御納得いただけようが、私は死ぬほど人見知りで社交性に欠けており、そして口下手である。何なら電車内でもちょっと手が震えていた。甲冑を着ているのはそういう心の弱さを隠すため……ではなく単なる趣味です。


悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、新宿の歌舞伎町に到着。あそこが会場に選ばれたのは、多分日本で最もネオサイタマに近いからだと思います。
正気を疑う量の人の波を超えて零次会場である荒くれ者が集うバー……ではなく串カツ屋に到着すると、カウンターでメキシコの風を漂わせる一団がすでに和気藹々としていた。

どうする、今すぐこの輪に飛び込むか……時間を潰して集合時間きっちりにさも「今来ました」風に登場するか否か。僅かな逡巡の後、意を決してバッグの蓋をあけると「それ」を被り、串カツ屋へと飛び込んだ。結果としては大正解だったが、「さっきヘルム被るの見えてました」と言われて死ぬほど恥ずかしかった。

串カツ屋での前哨戦の後、時間となったので主会場のカーサテキーラTokyoへ移動。先にお二人到着されていたので、ヘルム姿で挨拶する。戦いは既に始まっているのだ、相手の虚を突いた方が有利を取れる。

二人のうちの片方がウマおじさんことタイラダでん氏だったため、今回の目的の一つである「ウマ娘 プリティーダービー ツインウエハース」の「私選逃げシスセット」を渡す。アイネスフウジンがまだラインナップにないため、代打としてセイウンスカイを加えた。推しウマ娘であるアドマイヤベガとキングヘイローを自引きしようと思ったら5箱ほど買う羽目になってしまい、鬼のようにタブっていたので何かと理由を付けては人にあげている。何ならまだまだアホみたいにあるので誰か引き取ってほしい。
最初ダイソーのカードケースに入れて封付きで渡したため「コレは一体何……?」という空気になってしまい、再び恥ずかしかった。
それとしゅげんじゃ氏に「前書いてた連載にずっとコメントくれて本当に嬉しかった」という謝辞を直接お伝えする機会に恵まれた。ありがとうございます、今イチから書き直してます。

時間になったので開会になり、コロナの恵みをナマでイきつつ色んな話で盛り上がる。話題は
・noteのUIに対する文句
・バズーカみたいなレンズを付けた一眼レフ
・みんな自分だけの「実写版デビルマン」ともいうべきものが心の中にあり、それがないヤツはちょっと評判の悪い映画を見るとすぐ実デビと並べて語る
・実デビとキャシャーンを同列に語るなって言ってるだろ
・「少林少女」への文句(柴咲コウのペガサスローリングクラッシュ、「よくこの映画で富野監督にカメオ出演依頼できたな」等)
・一度は長編を書いた方がいい
・一度公開したら非公開にするな
・「モチベがないから書けない」ではなく「モチベがなくても書ける」ようになるべき
・俺が血涙で書いた決意表明の感想がいただけるとは思っていなかった。ありがとうのざわあらしさん……

他にも色んな話をしたはずなんだけど、楽し過ぎて覚えてない。あと遠くの席でチェインメイルに関する話題が出ていたのだが、別の話題で盛り上がっていたため交われなかった。次回があれば混ざりたい(そんなにチェインメイルの話題が続くことある?)


2時間半はあっという間に過ぎ去り、翌日が月曜日だったため二次会もなくその日は解散となる。ガタついていた手はどこに行ったのか、たいへんゴキゲンな気分で帰途へ着いた。席の都合で今回はほとんど絡めない人ばっかりだったけれど、今後また機会があれば積極的に絡んでいこうと思う。幹事お二人と参加された方々、そして素晴らしい出会いの機会となった逆噴射小説大賞に幸あれ。次回は甲冑姿で無理矢理武器を押し付けて「俺を殴ってみろ!」って無茶ぶりするのとかどうですかね。



甲冑積立金にします。