夏に東京から横浜に引っ越してくる時に、服をたくさん捨てたので買わないとない。本当にジャケット二枚とパーカー一枚しか羽織るものがない。
あとは、真冬用のコートだけである。どうするんだろう。と思いつつ、何もしていない。そのうち買うだろうと他人事のように思っている。

欲しいものはあまりない。
電車で向かいに座った人にキモいと思われない程度に清潔で常識的ではありたいので、そのために必要なアイテムを揃えたいくらいである。今は黒のサイドゴアブーツが欲しい。

マイケルコースのバッグとか、単純にデザインが好きでロゴも好きなので欲しいのだが、自分に似合うかというとそんなことはないので耐えている。
欲しいものと似合うものは合致するとは限らない。
マイケルコースはハイブランドのパクリみたいな形状のバッグが多いが、それが逆になんかいい。セールであっさり半額以下になってしまうのも逆になんかいい。そう思うのは、そこまでブランディングを徹底しておらず、あとは使い手次第なところがあるように思うからかもしれない。ルイ・ヴィトンは絶対にセールしないしアウトレットにも売っていないので持っているだけで価値が高い。マイケルコースはニューエラみたいな感じでネットでも買えるので、ブランド感があんまりない。というライトさが売りのブランドみたいになっている。

使い手を飲み込んでこようとしない程度のブランドはお手軽で良い。
等身大の持ち主とブランド名が対等である関係がマイケルコースだと思う。
なんでこんなにマイケルコースのことが好きなのか自分でも分からないが、多分単純にデザインとあのMKというロゴが好きなのだろう。かわいい。

小説を書きまくってます。応援してくれると嬉しいです。