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2022年を終えて

2022年は進まなかったなぁ。

だいぶネガティブな書き出しだけど、2022年はそんな1年だった。

1・2・3月。
世界一コンテストDREAMにmakers。自分の夢とまっすぐに向き合い、感情が動きまくりながらも全力で突き進んでいた私の絶頂期。

あれが今年のことだとは思えないし、今の自分とは全然違う位置にいる気がする。でも一応振り返っておこうと思う。

今でも「DREAMで見ました!」って言ってくれる人がいて、私という人間をたくさんの人に知ってもらい、誰かに応援される嬉しさと人の優しさを目一杯に感じた。何かを全力に取り組むってこんなに素晴らしくて尊くてキラキラしてるんだって思った。共通テスト1日目の夜に路上に立ったことも、メンターと一緒にコメダ珈琲で審査結果を聞いたことも。

高校一年生の時に出会い、ずっと憧れていたmakers U-18。高校生の最後に参加することができ、私にとって理想的な締めくくりとなった。
今でもそしてこれからも私の憧れであり続けると思う。

そして地味に私にとって大きかったのが新しい学生団体に入ったこと。
ほぼ初めて人として尊敬できる人たちに出会い、「人として好き」の概念が私の中に生まれた。

私が今まで出会ってきた男子は何も考えてなくて、ふざけてて自分から動くことなんで滅多にない。精神年齢マイナス10歳くらいの生き物だだった。(ごめんなさい笑)

でもこの学生団体のメンバーは、自分の考えをしっかり持ち、対立を恐れず意見をぶつけ合う。1人1人が自分の役割を持ち、お互いそれを理解しリリスペクトし合う。そんな彼らを心から尊敬したし、一緒に活動できることに大きな幸せを感じた。そして自分もここにいるに値する人間になれるよう頑張ろうと思えた。
それは生まれて初めての感覚だったし、何よりめちゃめちゃ楽しかった。彼らのことが大好きだったし、ずっと一緒にいたいなと思った。多分これが「人としての好き」だったんだと思う。

そしてここら辺から私の「人として好きVS恋愛としての好き」論争が生まれた。

多分そこには恋愛としての好きも混ざっていたのかもしれないけど、その感情を持ち込んではいけないと同時に思ってもいた。

何より彼らに出会えたことは私の人生においてめちゃめちゃ大きなことだと思う。今は一緒に活動してないけど、改めて感謝を伝えたいな。


そして私にとって一番大きかった変化としては大学に入学したこと。
住む場所も関わる人も生活リズムも大きく変わり、4~6月はだいぶ病んでいた。

絶頂期を経て、さあこっから本格的に動き出そうと意気込んで岡山に来たのに、思うように動けず、makers生をはじめとする同世代がどんどん前にするんでいるのを見て焦りしか感じていなかった。

休学しようと本気で考えた。何かしないと自分が終わると思った。

今思えば高校生の時が上手く行き過ぎたんだと思う。高2の夏に部活を辞めてからうなぎ上りで前に進んでた。一点の曇りもなく、自分の夢に向かって突き進んでいた自分が悔しいながらも羨ましかった。

いつのまにかその病み期は落ち着いたたけど、私の心は晴れなかった。

大学生になって月一のペースで色々なところに行くようになり、lazy styleにも関わらせてもらい、BEAUのディレクターも経験し、たくさんの人に出会った。

岡山で大学の友達と一緒にイベントを作った。オフラインで、学生、社会人、企業の方、多くの人の巻き込み、自分の未熟さを痛感した。結局何もできないじゃんって突きつけられたけど、素敵な人達にも出会えた。もうちょっと岡山で頑張ってみようかなと思えた。

はぐくむコーチングスクールに参加し、たくさん対話した。たまにバカにしてくるけど、大きな愛をgiveしてくれるお兄ちゃんお姉ちゃんに出会った。

全然まとまらないけど、2022年は

自分の「本当」を考え続けた1年だった。

自分の本当にやりたいことは何なのか。自分の本当の気持ちは何なのか。

でも考えても考えてもそれが本当である証拠なんてなくて、結局消化不良で終わるだけだった。

そのもがきも人生に必要なことだとは分かってるけど、こうやって一年を振り返る時に、嫌悪感が一番に来るなんて辛過ぎる。もっと良かったことに目を向けたいけど、ありのままを書こう。

でも一度も自分の人生に妥協はしなかった。どれだけ自分の気持ちが分からなくて、辛くて、全て投げ出したくなっても、自分の人生に妥協したくなかった。

私は私の人生から逃げることは出来ない。そして誰も私の人生に責任は取ってくれない。

自分の人生を生きようとしているからこそもがき苦しんだ。

その点だけは自分を讃えたい。

恐らくある意味では前に進んだんだと思う。大人に近づき、今まで見えていなかったものが見え、現実と自分の実力を知った。もがいたからこそ少し優しくなれた。「人」というものに心で関わろうという気持ちが生まれた。

決して大きなことを成し遂げられなかったし、一年の大半はもがいてた。
でもちゃんと生きてた。それだけで十分なのかもしれないけど、満足はしたくない。

さて、2022年も今日で終わり。これはただの節目でしかなく、明日からも私は私の人生を生きていくことに変わりはない。

でも一旦今年関わってくれたすべての人に感謝の気持ちを伝えたい。
大変お世話になりました。来年もこんな私をどうぞ宜しくお願いします。

良いお年を。



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