韓国のコロナ19対策、WHOとの共同研究~キ・モラン教授の話

韓国で一番人気があり、聴取率が多い<キム・オジュンのニュース工場>。月曜日から金曜日の朝7時10分から9時まで、様々な時事問題や社会的な話題をインタビューで聞かせてくれます。コロナ19についても毎日のように話題や情報を提供してくれますが、今回は先日、WHOの臨床専門家が韓国を訪問、韓国の医療関係者と共同研究の準備会議についてです。出演は国立がんセンター大学院のキ・モラン教授。これだけ患者が発生しても、きちんとデータを取って、ほかの国での治療や今後の流行に備えています。日本でもこんな研究、やっているんでしょうか? では<パダスギ・コリア>第2弾をお届けします。(完訳ではないですよ。一度聞いて、そのままですので誤字脱字、誤訳、お許しください。

パダスギ・コリア No2

キムオジュン:最近、WHOが韓国とコロナ19の共同研究を行うというニュースがありましたが、その懐疑に出席した国立がんセンター大学院のキ・モラン教授が来ています。アンニョンハセヨ、WHOの専門家も参加した「コロナ19コホート研究会議」に出席されたんですね?
*コホート研究とは疾病の要因と発症の関連を調べるための観察的研究の手法
キモラン:ええ。コホート研究というのは、コロナ19に感染した患者たちの観察を通して、ふつう、ある病気にかかったら、患者の観察を通して、何日ぐらいたつと症状が悪化して、この薬を使うと好転し、この薬を使うと副作用がある、ということが教科書に書いてあるんですけど、このコロナ10は教科書にないですよね。教科書になかったら、論文を探すんですけど、論文もないです。
中国と韓国ですが、韓国は比較的に管理ができている、また中国は十分に情報を公開しているかもわからないし。それに、中国は山を越したので、患者コホートをするためには時期がおそいですよね、患者コホートをするためには最初から患者コホートをやると決めておかないと、検体とかデータがあつまりません。

キムオジュン:治療だけでなく研究のためにデータを最初から集めたわけです。
(中略)
キモラン:各国はWHOに聞くんですが、データがまだないので、韓国のデータを利用するわけです。臨床の専門家が2名やってきたので、細かいところまで、酸素呼吸の時はいつごろから、どのくらい供給するのかとか。

(中略)

キモラン:ええ、中国にムアンは人口が5500万でそうやって統制したんですが、同じぐらいの規模の韓国はそうやってなくて、ほかの国である買占めや都市脱出などのパニックがなく、日常生活していながらコロナ19を管理している、それが可能なのか、以前は1日に800名ぐらいの感染者がでたときもありましたけど、そのように急激に増えた患者をどうやって治療したか、とても広い範囲にわたって質問がありました。
キムオジュン:全世界のマスコミを相手に、同じ話を何度もしたんですね。キ教授が整理するとどうなりますか? 専門家の立場から可能だった理由を簡単に述べていただいて、WHOに対してもこれからも共同研究をしようと提案したんですか?
キモラン:WHOはこのように患者コホートをしたかったんですが、私たちはWHOとは関係なく患者コホートのための研究を始めていたんです。
キムオジュン:じゃあ、WHOがあとから入ってきたわけですね。
キモラン:ええ、あまり嬉しくないんですけど。というのも、最初は研究費を出すからと言ってきたんですが、私たちが研究費がなくてできない国でもないし、あとで何かを持って行ってしまうんじゃないかと思って、研究費はもらわずにやってます。
キムオジュン:じゃあ、WHOが入れてくれという…
キモラン:ええ、そういう事ですね。で、WHOが指定したCRFという患者の治療データを記録するフォーマットがあるんですが、そのフォーマットに私たちが最初からデータを入れてましたし、なぜこれができたかというと、メロスのときの経験があるからです。メロスのときも初期から研究もしたいとだめだと考えていたんですが、当時の保健福祉部が「患者の治療で忙しい時に、教授たちは自分たちの論文のことばかり考えている」という態度だったので、提案すらできませんでした。メロスの流行が終わった7月末、8月初めに、韓国で186名の患者が発生したので、WHOやほかの国から資料の請求が来るんですけど、資料がないんですよね。で、そのとき急きょ研究費を準備して始めたんですが、すでに患者は治療が終わった段階で、最初から検体を保管して、同じ時期に同じ方法で検査をすれば、後で資料として使えるんですが、病院ごとに違ったんですね。
キムオジュン:治療が忙しくて
キモラン:ええ、でも、最初から決めておけばちゃんとデータとして活用できるんで、感染内科の先生たちが最初からキチンと記録をしないとだめだと思って、研究費もなかったんですが、検体を保管したり、データを集め始めたんです。
キムオジュン:WHOが驚いたんじゃないんですか?
キモラン:ええ、ですから会議の日、メロスの時はこうやって患者コホートを作り結果がこうだった発表して、これを踏まえて、コロナ19はこのように準備しデータを集めてると報告したんです。
キムオジュン:WHOが今後、何度も来ますね。
キモラン:そうですね。あと、WHOは今回、患者コホートなので臨床治療に関心を持って来たんですが、私は予防医学が専門なので、治療経過も重要ですが、感染する危険要因についての研究も重要ですよね。たとえば、手洗いやマスクや社会的な距離などがどれだけ効果があるのか、患者はこれらを守らなかったから感染したのか、あるいは守ったにも関わらず感染したのか、これを計量的に統計的に、たとえば手洗いは何度やったら何%感染率が減った、マスクを50%の人がしたらどれだけ感染が減ったという、疫学的な研究も各国バラバラだとだめなので、統一フォーマットをつくってほしいと提案しました。
キムオジュン:とくに、マスクは使う習慣がない地域もありますから、どれだけマスクを使えば減らせるかなど、この研究も韓国がリードしていきますね。
キモラン:ええ、研究費がないですけど(笑)、研究をしていこうとなりました。WHOが今回一緒に研修したのは、各国から問い合わせが来ますので、どれだけの医療資源を準備しなくてはならないかをまとめるからです。ベッドの数だったり、どのぐらいの期間治療をするのか、何日後に死亡するか、また死亡率から火葬場や墓の数も計算できますから。このデータから限られた資源を効率的に分けることができますから。
(以下略)

これからも<パダスギ・コリア>として情報をアップして、韓国は医療崩壊というフェイクニュースに対抗しますので、よろしくお願いします。<いいね>のクリック、できれば<サポート>もクリックしてください。中に素敵なものがあるそうです(笑)

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